概要
占いの町ラークバーンでは大変有名な占い師。
ルビィの姉であり、その占いの腕前はルビィにその名を騙られて利用されるほど。
しかしある日、騎士団から「古代文明の大きな遺跡である七大驚異を我々が踏破したらどんな運命になるか教えてくれ」という頼みを占った結果、「全ての死」というあまりにも救いのない結果が見えてしまい、まさか正直にそれを教えるわけにもいかない。
たいへんショッキングな結果もさることながら、「全ての死=自分自身が占いに含まれている」のがポイントで、自分自身のことを占ったが最後、占いに自分自身が囚われてしまい、予知の力を発揮できなくなるため、占い師としての力を失ってしまったのである。
ルビィ編では、勝手な占いをしながらも素質を見込まれたルビィと共に、イスカンダールから己自身と向き合うための旅に誘われ、同行する。偶然とはいえ、自分自身のことを占ってしまったのがスランプの原因であるのなら、自分の運命を第三者に占ってもらうことで、状況を打開できないかと考えたのである。
その旅のなかで、リース・トーレスの子孫である老女から、「本当は、自分の占いが(どんな悪い結果だろうと)的中するのは、気分良いものなんだろう?」と心のうちを見透かされ、ありのままで占いをすれば良いという結論に達し、占いをする力を取り戻す。
この時、同行していたルビィもまた、彼女を上回る占いの才能を発揮した。そのため、旅を終えた後にラークバーンの占い館がいっそう繁盛したことは、想像するに難くない。
最初から高レベルの占いパネルを持っている為、時間制限が無いメインシナリオならば宝箱を占って成功することにより宝の質を上げることができる。
またLPはやや低めではあるものの致命的ではなく力の資質を除けば高めの水準を誇るため後衛としての活躍が期待できる。