概要
コンパチヒーローシリーズの悪役で初登場は『ザ・グレイトバトルⅡ ラストファイターツイン』。
Ⅱの物語の根幹となった環境管理システム暴走を引き起こした黒幕にしてラスボス。
外見からして恐らく高度な知能を持った宇宙人であると思われるが実際の正体は不明。
暴力を嫌う紳士的な物腰だが、実際は残忍な策略家な人物。
環境管理システムを暴走させ、SDネイションのSDキャラたちを同士討ちさせて、最終的にはSDネイションを支配しようと画策、その際に思惑通りに暴れてくれたのがダークブレインである。
しかし4つのガチャポンカプセル(DBのアレ同様に4つ集めると願いをかなえるアイテム)は知らなかったらしく、平和な世界に戻すべくカプセルを集めたロア、グレート、RX、F91の4人に交渉すべく自身のアジトに引き寄せる。
カプセルを渡せば星をひとつ差し上げ尚且つ4人の家族を助けると持ちかけ、話を鵜呑みにしたロアがそのまま聞こうとするが、RXからカプセル渡した途端に始末されるとツッコまれ、交渉は決裂し力ずくで奪いにくる。
前座を差し向けるも撃破され、そこにダークブレインが乱入。
自身を利用した存在に一矢報いるために、自爆。
しかしまだザンエルは生きており、怒りから本性を現し異形の姿で襲いかかる。
なんとかザンエルを撃退し平和を取り戻し、ヒーローたちはSDネイションへ帰還すべく再び飛び立つのだったが…。
ボスとして
まずは前座としてヒーロー四人のコピーを生成し差し向けてくる。
これを退けるといよいよザンエル本人との最終決戦となる。
口から光線を吐く、衝撃波を起こさせる、腕で鋭く攻撃する他、ザンエルはダウンすると1Pが使用しているキャラの最強必殺技を再現するという極悪な行動パターンを持っている。不用意にダウンさせない・最強必殺技の火力が低めなRXで挑むなどの対策が必要。
ザ・グレイトバトルⅢのザンエル。
本作はⅡの事件の後、SDネイションに帰還しようとしたⅡのヒーローたちが異世界転移というストーリーで、彼らが訪れた異世界で魔王ダークブレイン復活を企む悪き魔法使いとして悪事を働いていた(Ⅱのザンエルとは並行世界の別人の可能性も高い)。
ゴブリンが王冠をのせているような外見で、エルブレムの鏡を奪うべく様々な妨害工作を仕掛けたり、刺客を差し向けてくる…等々、Ⅱの時とは打って変わってかなり小物っぽくなっている。
最終的に魔王ダークブレインを復活させるのは成功するのだが、復活させた恩に着せるべく自身の配下にしようとするが、抹殺されるというあっけない最期を迎えた。