シャチの長老さま
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しゃちのちょうろうさま
漫画「ぼのぼの」に登場する年寄りのシャチ。(画像右側)
第4巻で登場するシャチを統率するリーダー。
ぼのぼの達ラッコにとっては天敵なシャチだが、ぼのぼののおとうさんとは古い知り合い。名前のごとく高齢で、たびたび「眠り病」で死んだように眠ってしまう。
他のシャチ達からも慕われているようで、長老さまが眠り病になるたびに「なんてことだァ~!長老さまが死んでしまった~!」と大騒ぎするほど。そのたびに「死んどらんがな~」とツッコむのがお約束。
ぼのぼののおとうさんの過去を知る数少ない存在であり、かつてスカーフェイスと共闘してそいつシャチと戦った事なども知っている。
「おとうさんはおとうさんじゃないかもしれない」と悩むぼのぼのに、
「目に見えてることや今知ってることだけをわかっとればいいんじゃよ。
しかしそれもホントのことじゃないだろう。
そしたらまた目に見えたことやわかったことをわかっとればええよ。
それもまたホントのことじゃないじゃろうがの」
と諭した。
友人に老カメのガマーラさんがいる。
その後、持病だった眠り病が徐々に悪化していたらしく、ぼのぼののおとうさんは何度か薬草をシャチ達の住む島に持って行っていたらしい。
しかし、第30巻でとうとう本当に死んでしまった事が判明。この物語で登場した人物が明確に死を描かれたのは初めてである。
ぼのぼのの親子がお別れに訪れたが、長老さまの遺体は以前と変わらず優しい微笑みを浮かべていた。その時はさすがのおとうさんも手を合わせて涙ぐんでいた。
その後スカーフェイスの手で、シャチの慣例に従い海流葬(知り合いのお別れの品を口に投げ込んでから海流に遺体を流し、世界中の海に運ぶ)で手厚く葬られた。
なお、その後はスカーフェイスが残ったシャチ達を統率している。
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