CV:
大塚周夫(映画1作目)
梅津秀行(アニメ1作目)
立川談志(映画2作目)
粟津貴嗣(アニメ2作目)
「"何が出来ない"なんてのは、大したことねえぞ。"何が出来るのか"なんだ」
概要
その名の通りアライグマくんの父。
息子とよく似ているが、それよりも色が濃く、すこし大きい。
何よりもの違いはつり上がった目と、常に眉間によっているシワである。
森羅万象ありとあらゆるものが嫌いで、作者曰く、「キライじゃないものがあるとすれば、それはたぶん、大キライなものであろう」とのこと。
非常に短気なため、なにか嫌なことがあると(褒められていても)、なにか理由をつけては殴っている。
そういう場面で発する、「○○も嫌ぇなら、○○も嫌ぇだし…」というセリフは有名である。
喧嘩っ早く他人に対しても機嫌が悪い時は横柄な態度を取るが、相手が自分よりも強いと見るとあっさり降参して丁寧に振る舞うヘタレな一面もある(ヒグマのカシラとの遭遇時が顕著)。
アライグマくんとのケンカも多々。しかし、仲が悪いというわけではなく、笑顔で2人でどこかに行く場面も多く見られる。
また、他人の子には優しく、ぼのぼのの質問にもそれなりに答えてくれたりする。
手先がいいのか、家の中に無数の仕掛けを作っている。
対立しているクズリ父対策や食料庫などいろいろあって便利だが、中には必要あるか?と思うような仕掛けもある。
そして、妻とは別居状態にあり、放浪の旅に出られている(8,9巻とTV30話のみ登場。原作では42巻で再登場するが…)。
理由としては…
原作だと「アライグマくんが幼い時、ほったらかしにして外を出歩いていたから」、
アニメだと「外の世界を知らない妻に見てくることを勧めたから」。
また原作では顔を合わせると言い争うことになってしまうが、お互い嫌い合っているというわけではない様子。原作とアニメでは夫婦仲は180度異なる。
そんなんだが、彼は何故かアニメにおいて、自分のテーマ曲を持っているのである。フェネギーもぼのぼののおとうさんも持っていないのに持っている。
そのためドラマCDでは名前だけ登場している。
漫画では初期と比べると性格が徐々に丸くなってきている。
アニメ2作目では自身は登場するのに息子は登場しない、というエピソードが稀にある。主要キャラの親キャラでは珍しい扱いとも言える。