プロフィール
概要
作中の動物達のうち「大人」にあたる存在だが、他の大人達と違って誰かの親という訳でもなく、何かのグループに属してもおらず、一人で暮らしている。
特に何をするでもなく、寝たり思いつきで何かをするなど、自由な日々を過ごしており、世捨て人的な雰囲気を醸し出している。
海の向こうの何処か遠い所からやってきたらしく、傷だらけで倒れていたところをぼのぼのに発見されたのが出会いであった。
以降、ぼのぼのに信用され、豊富な知識を活かして相談に乗ったりしていた。
過去に色々あったらしいのだが、本人は黙して語らず、一切が謎である。
どうやらヒグマの大将とは古くからの知り合いのようだ。
(※劇場版では、ぼのぼの親子に助けられた直後に初対面したという描写になっている)
ヒグマの大将との決闘の末に譲り受けた洞穴で暮らしている。
一応ヒグマのカシラの部下と1対1で戦って勝つなど、細身の外見に反してかなり強い。
その達観したような態度が気に入らない者も少なくないようで、アライグマ親子やクズリくんのお父さんからは嫌われている。
アニメや原作初期では、ぼのぼの達を諭す頼りになる大人として描かれている。
しかし、先の通り自由人的な面は初期からあり、現在の原作では次第に化けの皮が剥がれ、「それっぽいことをいうが実際は適当な人」としての側面が強く描かれている。
あまりに適当なことを言うので、アライグマくんはスナドリネコの名前を出されるのも嫌がっており、あのぼのぼのに怒られる事もある。
クズリ親子には何かと手を焼かされており、息子には家の前をトイレにされたり、父親には嫌がらせじみた意味不明なことをされたり、気苦労が絶えない。
決め台詞は「それはヒミツです」。この台詞は原作ではよく使っていたものの、アニメでは1度も使用しなかった(但し2作目では原作寄りになっているためか、使う場面がある。また劇場版でも使用している)。
余談
鳥羽水族館で飼育されているラッコのメイちゃん・キラちゃんが登場した回では、2人が「スナドリネコなら知っている」と語っているが、これは鳥羽水族館でスナドリネコが飼育されているため。