CV:梁田清之(アニメ1作目)/玄田哲章(CDドラマ)/郷里大輔(ゲーム)/小手川拓也(アニメ2作目)
概要
ぼのぼのたちが住んでいる森からは少し離れた山の中に住んでいる大柄なヒグマのおじさん。
体の所々に出来た傷跡、貫禄のある雰囲気など、如何にも歴戦の勇士を思わせる特徴を数多く持つ通り、かつては森で最強の存在として守り手を務めていた。
しかし、流れ者で森の流儀に従わず世捨て人のように振舞うスナドリネコさんと対立、決闘の末敗北を喫したことから、守り手の役目を彼に引き継ぎ、森から離れて暮らすようになった。
寡黙な性格だが、喋る時は長州弁に似た独特の口調で喋り、そこからも貫禄を感じさせる。
ヒグマと称しながら、胸にツキノワグマのような「月の輪」がある。
守り手だった者としての立場と経験からか、軽々しく「命を懸ける」行為を愚かなことと考えており、生き延びて成果を残してこそ真に価値があるという信条を持つ。
ヒグマさんという妻とコヒグマくんという息子が居り、コヒグマくんのことを『ボー』と呼んで逞しい男に成長することを期待している。
妻のヒグマさんとは別居していたが仲が悪かったわけではないらしく、後にヨリを戻している。
原作では主役エピソードを貰うこともあるなど、ぼのぼのらと同等に近い扱いを受けているキャラ。
別居中は陰ながら息子の成長を見守り、号泣するなど大分丸くなった面も見受けられ、「見てくれは怖いが実際は涙脆く気が優しいキャラ」として描かれる。
一方で悪いことや筋の通らないことは大嫌いで、ダメ親を見た時は話し合いの余地なく殴り飛ばし、自分の世話役として根性を叩き直すなどしている。
クズリくんのおとうさんからは親分のように慕われている。
上述したように原作では主役エピソードが存在しているが、アニメ1作目では登場回数は少なく、更に言うと声付きで登場した事は1回しか無い。2作目では作風が原作寄りになっている為か、声付きで登場している回数は1作目より大幅に増えている(ただ、それでも初登場したのはかなり遅かった)。