概要
『ハイパーツール ゴルディオンハンマー』の亜種技。『GGG』の各種戦術や『キングジェイダー』の戦力を悉く躱し跳ね返す『EI-72+EI-73合体ゾンダーロボ』。『ガオガイガー』すら機能停止寸前にまで追い詰め、決め手に末兼ねた『ソルダートJ』が咄嗟の判断で落ちていた『Gハンマー』を手に繰り出した即興技である。
『ジェネレーティングアーマー』によって重力衝撃波を防ぐ『マーグハンド』の介添えを必要とせず、『GSライド』と『ジュエルジェネレーター』の共振により、全身を包むエネルギーコーティングも黄金色ではなく白銀色に変化。『Gハンマー』の重力衝撃波を無効化する役割を果たす『ゴルディオンモーター』を取り込んだ『合体ゾンダーロボ』すらも、その馬鹿げた出力により打ち破った。
『ゾンダー核』を抜き出す技も『ジェイダー・ヘル・アンド・ヘヴン』と呼称され、空いた左手で行い、『五連メーザー砲』の砲門に核が挟まる状態になる(最大5つ)。『J』自身が命名し、意外としっくり来たのか戦闘後に『ゴルディー』を勧誘している。
PSゲーム『勇者王ガオガイガー_BLOCKADED_NUMBERS』に於いて条件を満たした場合このルートENDとなる。ゲームの各エピソードはTVシリーズとも連動しているが、これが登場する展開は正史ではなく、公式には情報錯綜による多数の目撃例の一証言に過ぎないという扱い。
……が、Web小説『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』では『ゴルディー』と『J』がこの一件を語り、決着が付けられた。
しかし、此はある人物の暗躍によって歴史改変された影響と推測される。ゲームのマルチエンティングを『TVシリーズ本来の正史をノベライズで曲解する』荒業で物語を壮大に展開させたに過ぎない。
スパロボでも『スーパーロボット大戦BX』に於いて、この技が登場。こちらはイベント戦闘の合体原種に対して初めて使用されたが、スパロボではこれが希少な登場事例のひとつといえるかもしれない。