概要
スペイン語やイタリア語で人魚を意味する単語だが、フィリピンの公用語であるタガログ語でも人魚のことをシレーナと呼ぶ。
語源はギリシャ神話の歌声で船乗りを惑わし、海難事故を起こさせるセイレーンであるといわれる。
フィリピンのシレーナ
フィリピンの伝承される人魚の一種。バイバイン文字ではᜐᜒᜇᜒᜈと表記する。
非常に美しい容姿をしており、漁師や観光客を魅了して海に誘い込んで溺死させるとされ、それ故に現地では“あまり海の深い場所には行かないで”という言い伝えがあるという。
創作での扱い
登場する人魚の名前として登場。「生命の泉」を得るのに必要な「人魚の涙」を手に入れるため黒ひげに捕まってしまうも、同行していた宣教師フィリップ・スウィフトと恋におちる。