概要
コナミが1983年に販売したアーケードシューティングゲーム。
デザイナーは、後にカプコンで『ソンソン』や『エグゼドエグゼス』を企画する岡本吉起。
通常5面+ボーナスステージ2面のループゲーム。操作系は8方向レバーと1ボタンだが、移動できる方向は左右のみ。
自機が円軌道を描いて移動し中心からくる敵を攻撃するシステムは「トンネル・シューティング」と呼ばれており、1981年に発売されたAtariのベクタースキャンによるシューティングゲーム「テンペスト」に端を発している。
ジャイラスもそのシステムを継承しているが、テンペストの敵がただ通り過ぎるだけの存在であるのに対し、ジャイラスのそれはナムコの「ギャラクシアン」に近く、より緊張感がある。
日本・海外ともにヒット作となったが、日本では単独での移植は、2004年にケータイアプリとして配信されるまでファミリーコンピュータディスクシステムのみであった。