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ジャンクウォーズ2035

くらっしゅあんどばーん

ジャンクウォーズ2035(原題:Crash and Burn)は、1993年公開のアメリカ合衆国の映画。日本ではビデオリリースのみ。
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概要編集

「ロボジョックス」は、一部のSF映画マニアからは評判になったものの、興行的には惨敗を喫してしまった。

当初は「ロボジョックス」の続編として、チャールズ・バンドの新会社「フルムーン」によって企画され、ヨーロッパでは実際に『Robot Jox2: Crash and Burn』として劇場公開。

しかし、アメリカ本国では双方の公開時期が前後逆になったこともあって、全く関係のない独立したSF映画として発表された。それが本作、『ジャンクウォーズ2035』である。


ストーリーは、巨大ロボが無くとも成立してしまう、ある種ジャンル詐欺とも言える内容。

そして「ロボジョックス」とは、全く関連が無い。世界観も内容も登場人物も、無関係の作品である

作中に巨大ロボは確かに登場するものの、ラストの数分間のみ。しかも「鉄骨の下敷きになった主人公を救うため、鉄骨を持ち上げ、殺人アンドロイドを踏みつぶす」だけという役回り。

しかも、鉄骨を持ち上げただけで、重量に耐え切れず腕がもげアンドロイドを踏みつぶした後に火花を散らしてショート、行動不能になりそのまま倒れるという、非常にもろいマシンでもある。

下記動画も参照。


ストーリー編集

オゾン破壊によって熱地獄と化した未来の地球は、多国籍企業ユニコムによって支配されていた。それに反発する地下組織には、暗殺用のアンドロイドを派遣する。

地下で反ユニコム声明を流す放送局。その局内の数人の男女の中に、人間そっくりの殺人アンドロイドが潜んでいる。外は一面の荒野、誰がアンドロイドか分からぬまま、一人ずつ殺されていく。


スタッフ・キャスト編集

監督:チャールズ・バンド

製作:デヴィッド・デコトー

   ジョン・シュワイラー

製作総指揮:チャールズ・バンド

      デブラ・ディオン

脚本:J・S・カーダン

撮影:マック・アールバーグ

特殊効果:デヴィッド・アレン

特殊メイク:グレッグ・キャノム

編集:テッド・ニコロー

音楽:リチャード・バンド


出演:ポール・ゲイナス

   ミーガン・ウォード

   ラルフ・ウェイト

   ビル・モーズリー

   エヴァ・ラルー

   ジャック・マクギー

   エリザベス・マクリーラン

   キャサリン・アームストロング


関連動画編集

作中のロボット登場シーン(ロボットが登場するのは、本編84分中、終盤のこの4分23秒間のみである)


余談編集

  • 作中に登場したロボットのプロップは、後に頭部パーツを追加され、「地球最終戦争ロボット・ウォーズ」のメガロボット「メガ1」として流用される。
  • 原題「Crash and Burn」は、「ロボジョックス」劇中で、主人公ジョックスのアキレス、およびコモンマーケット側スタッフたちの合言葉として用いられている。その際には、サムズアップする。

関連項目編集

ロボジョックス

地球最終戦争ロボット・ウォーズ

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