概要
サイバーコップ専用パワードスーツ「ビットスーツ」の内、武田真也専用のもの。
他のサイバービットに比べ、目元が黄色い複眼状になっていたり、サイバーボミングと呼ばれる強化が存在したりするのが相違点。
型番は「JP-00X-1」。
実は真也と共に未来(23世紀)から飛来したもので、現代のサイバービットはジュピタービットを参考に開発された。
サイバーボミング
真也が危機に陥った時に発動する、異次元から送り込まれたミラクルなパワーによるパワーアップ。
当初は真也が無意識状態になる、半ば暴走している状態とも呼べる存在であったが、第7話以降は真也の意識でコントロール可能になった。
シークエンス
- ジュピター(真也)が「許さねえ!」と叫ぶ。
- ジュピタービットの目が赤く光る。
- 背中の「ベンチレーテッドフィン」が開く。
- 頭の「サイバーエネルギー吸収アンテナ」が起き上がる。
- 「サイバーギルティー!」と叫ぶと、上空にワームホールのようなものが出現。
- 「サンダーアーム!」の叫びと共に右腕を突き上げると、ワームホールから降りてきたサンダーアームが右腕に装着される。同時に左腕にポリスシールドが装着され、サイバーボミングが完了。
専用装備
CA-00X サンダーアーム
サイバーボミングによって右腕に装着される、ガントレット型のサイバーアーム。
パンチ力を強化する他、前腕にビームガンを備える。
実際に装着可能な玩具が発売されており、『こち亀』に登場したことがある。
ポリスシールド
サイバーボミングによって左腕に装着される盾。
必殺技
いずれもサイバーボミングによって使用可能になる。
ハイパー・ストーム
右腕を縦に高速回転させることで、空気の渦を巻き起こして敵を切り裂く技。
エナ・ハルコス戦では、飛び掛かってきた敵の首を刎ねるカウンター技として使用。
テセラ・ハルコス戦では空気の渦を飛ばす遠距離攻撃として使い、敵の右腕を切り落としたもののすぐに再生された。
ハイパー・アタック
序盤に多用された技。サンダーアームによって強化された右パンチを叩き込む。
エレ・オミノス等を撃破。
ハイパー・レイザー
サンダーアームから発射するビーム。
威力は低めだが、戦闘力が低いトリア・ガロガには致命傷を与えることができた。
ローリング・チャージャー
右腕を縦に連続回転させることでエネルギーをチャージする。
第7話で初使用。
サンダー・レイザー
ローリング・チャージャーの後、サンダーアームから三日月形のカッタービームを放つ。厚さ10mの鉄板も両断可能。
テセラ・オミノス等を撃破。
サンダー・マグナム
ローリング・チャージャーの後、エネルギーを固形化した光子ナパーム弾をサンダーアームから発射。一発で戦車を爆砕できる上、連射も可能。
テセラ・ハルコス等を撃破。
サイバニック・ウェーブ
ローリング・チャージャーの後に発動可能な最強技。右腕での連続パンチで衝撃波を生み出し、最後に強烈な衝撃波を放つ。1秒で100発という超高速パンチから生み出される衝撃は、相手の骨格を完全に粉砕する。
必要に応じて手加減することも可能。
設定のみの技
いかなる金属も握り潰せる「ハイパー・クラッシャー」、鉄壁のバリア「ハイパー・シールド」、ハイパー・アタックの威力をローリング・チャージャーで数倍にまで高めた「サンダー・アタック」がある。
協力技
スペシャルバトルフォーメーション
マーズ、サターン、マーキュリーと手を繋いで3人のエネルギーを分けてもらい、それをルシファーから借りたビーム砲「ギガマックス」から発射する。
サンダーグラビトン
ルシファーと共にギガマックスを持ち、2人の全エネルギーを一気に発射する最強技。
時空を引き裂く程の威力がある。
JP-CMX-01A ブレードライナー
全長 | 283.5cm |
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最高速度 |
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ジュピター専用のスーパーバイク。これは現代のZAC技術班によって開発されたもの。
操縦補助用の高性能コンピューターを搭載している。前輪の両脇からは7.7mm高エネルギー機銃、後輪の両脇からは加速用ブースターが展開。
車体両サイドには「サイドホイール」と呼ばれる小型タイヤがあり、基部を伸ばして壁へ押し付けることでビルの間などを登ったりできる。
未使用時は警視庁庁舎の地下にある専用ドックに配置されている。