スッポンタケ
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すっぽんたけ
スッポンタケとはきのこの一種である。
おもにスッポンタケ科スッポンタケ属のキノコがこう呼ばれる。
白い柄と、淀んだオリーブ色のかさが特徴的で、かさの表面は粘ついておりひどい悪臭を漂わせている。
この悪臭でハエを呼び寄せて胞子を運ばせるというわけである。
英名はStinkhorn(スティンクホーン)といい、stinkは悪臭、hornはツノを意味する。
ニオイこそひどいものの食用であり、魚の身のような味がするらしい。
…が、何より話題にされるのはどう見てもアレにしか見えない外見であり、誰もが同じことを考えるのか学名はPhallus impudicus(意味:恥知らずなち〇こ)である。
根本には膨らんだ器官がありソレに見えてしまう。
そもそも和名である「スッポン」とは亀のことであり、亀の頭も古来から卑猥なものに喩えられている。
更に先端から悪臭を放つ粘液を出すというのも意味深であり、どうにも下ネタには事欠かないキノコである。
なお、このスッポンタケが一晩で立派に屹立しその後萎えていく様が一部始終とらえられた映像なども記録されている。(外部リンク参照)
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