概要
人類を脅かす怪物たちと戦うアヴァシン教会精鋭部隊の隊長を務める女剣士。
服には大きくアヴァシン教会の紋章が描かれている。
精鋭防衛部隊の隊長を務めるロサーという人物の目に留まり、サリアは副官として戦っていたが、手を組んだギサとゲラルフのアンデッド軍団との戦いで上官が死亡。
(その事実を知らぬままに)やむなく自らの判断で作戦を実行。機転を働かせ大量の藁を集め火攻で撃退した功績を認められ、新たな「スレイベンの守護者」に任命される。
カードとしての能力
スレイベンの守護者、サリア
マナ・コスト | (1)(白) |
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カード・タイプ | 伝説のクリーチャー — 人間・兵士 |
パワー/タフネス | 2/1 |
能力 | 先制攻撃 |
クリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(1)多くなる。 |
・先制攻撃―先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与えるという能力
場合によっては自身も影響を受けるが、クリーチャーが少ないデッキにとっては、行動が一歩遅くなるカード。
これ一枚での束縛は厳しいが、他の拘束手段と重ねるもしくは相手が手間取っているうちに手早くクリーチャー展開し戦況を優位にする布石として有用。
背景ストーリーの重要アイテム・人物等の固有名詞を持つ『伝説の○○』を参照とするレジェンドルール(プレイヤーが同じ名前の伝説のパーマネントを2つ以上コントロールしている場合、そのプレイヤーはその中から1つを選び、残りはそのオーナーの墓地に置かれるというもの)の都合上複数並べる事は出来無いが、マッチの2ゲーム目以降に入れ替えるデッキ調整用の15枚以下カード『サイドボード』へ仕込まれている事が多く、対呪文偏重型デッキ要員として活躍する。
カードとしては、イニストラード・ブロック2弾『闇の隆盛」』が初出。
パワーは低いが、呪文のコストを重くする優れた妨害効果を持ち、実戦で使われる事も多い。
プロモーション・カードとして絵違いが存在する。
そしてイラスト違いで『イニストラード:真紅の契り』にて再録された。
異端聖戦士、サリア
マナ・コスト | (2)(白) |
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カード・タイプ | 伝説のクリーチャー — 人間・兵士 |
パワー/タフネス | 3/2 |
能力 | 先制攻撃 |
対戦相手がコントロールする、クリーチャーと基本でない土地はタップ状態で戦場に出る。 |
再び背景ストーリーでイニストラードが部隊となるエキスパンション・『イニストラードを覆う影』ブロックに“サリアの副官”という名前のクリーチャーが登場したことでサリア再登場を予感させ、第2エキスパンション『異界月』にて満を持して新バージョンが収録される。
前と比べるとコストが1マナ多くなったものの、タップで能力を起動させるクリーチャーやブロック要員として召喚されたクリーチャーの動きを1ターン遅らせる・多色土地が出して直ぐ使用できないと対戦相手のテンポを乱すことに長けたカードである。
サリアとギトラグの怪物
マナ・コスト | (1)(白)(黒)(緑) |
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カード・タイプ | 伝説のクリーチャー ― 人間・カエル・ホラー |
パワー/タフネス | 4/4 |
能力 | 先制攻撃、接死 |
あなたの各ターンに、あなたは追加で土地1つをプレイしてもよい。 | |
対戦相手がコントロールしていてクリーチャーや基本でない土地であるすべてのパーマネントはタップ状態で戦場に出る。 | |
これが攻撃するたび、クリーチャーや土地のうち1つを生け贄に捧げる。その後、カード1枚を引く。 |
・接死―ダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊するという能力
『機械兵団の進軍』にて過去背景ストーリー登場人物がタッグを組んで新ファイレクシア進行に立ち向かう様がカード化されていたが、サリアの組んだ相手はギトラグの怪物(イニストラードを覆う影ブロックの背景ストーリーに登場した生贄信仰されている蛙のモンスター)。
「異端聖戦士、サリア」と「ギトラグの怪物」の能力を併せ持っている。
先制攻撃と接死の両方を持つのでクリーチャー同士の殴り合いになったら大概の相手なら先手で仕留めることができる。
クリーチャーもしくは土地強制生贄能力を持つが、形を変えたドロー効果も健在でリターンもある。
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別名・表記ゆれ:サリア