ブルーナ(MTG)
ぶるーな
アヴァシン麾下の天使の一人。
ギセラ、シガルダそして今は亡き天使の4人は同じ夜明けの中で同一の根源から生まれた姉妹である。
華奢な体格で、青と白の軽装の鎧、そして流れるような絹の衣を身に纏っている。武器は杖。
僧侶や聖戦士たちが街や聖なる場所を守護する護法を施すのを助け、アヴァシンの護法印の力を維持し、死者への冒涜から守護する魔法を齎す天使の飛行隊の一つ、空翔ける雪花のリーダーとしてイニストラードを守護している。
しかしアヴァシンが狂気に囚われ、人間は滅ぼすべき存在だという思考に呑まれると、彼女とギセラもそれに同調。
アヴァシンと共に人々を襲うようになる。
アヴァシンが創造主であるソリンによって討たれても狂気は止まず、それどころかアヴァシンによって次元を覆う防御が消滅、その結果エルドラージのタイタンと呼ばれる強大な存在エムラクールがイニストラードに顕現してしまう。これの狂気によって存在そのものが変質してしまいギセラと融合し、異形の天使、ブリセラへと生まれ変わってしまう。
アヴァシンの帰還
Bruna, Light of Alabaster / 雪花石を率いる者、ブルーナ (3)(白)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒
雪花石を率いる者、ブルーナが攻撃かブロックするたび、あなたは戦場に出ているオーラ(Aura)を望む数だけ選び、それらをこれにつけてもよい。また、あなたの墓地や手札にある、これにエンチャントできるオーラ・カードを望む数だけ選び、それらをこれにつけた状態で戦場に出してもよい。
5/5
戦場・手札・墓地のエンチャント(オーラ)を自身にまとめて付ける能力をもつ。ライブラリーは入ってないのでサーチカードとしては使えないが、相手のエンチャントを奪うことが可能。
ただし、能力起動には攻撃orブロック参加の必要があるので、実際の使い勝手はいまいち。
異界月
Bruna, the Fading Light / 消えゆく光、ブルーナ (5)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel) ホラー(Horror)
あなたが消えゆく光、ブルーナを唱えたとき、あなたの墓地から天使(Angel)クリーチャー・カード1枚か人間(Human)クリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれを戦場に戻してもよい。
飛行、警戒
(《折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade》と合体する。)
5/7
相方ギセラが戦闘方面担当ならこちらは合体サポート担当。人間クリーチャーもリアニメイトできるので場合によっては優秀な特殊能力を持った人間クリーチャーを釣り上げるのもアリ。とはいえ、合計7マナと重くなお且つギセラはマナコスト・能力共に使い勝手がいいのでデッキコンセプトしだいではブルーナがハブられる事態も多い。
やっぱり合体を決め手にしたい方には同エキスパンション収録のクリーチャー『サリアの槍騎兵』がおススメ。名前の通り敵サイドではあるが、戦場に出たとき伝説のカードをサーチしてくる能力を持つので合体パーツを集めやすく、且つクリーチャータイプに人間を持つのでリアニメイトも可能。そのため、君たち触手が生えてない?と聞きたくなる程の相性を持つカードである。
合体後に関しては後述。
ブルーナはもはや存在しなかった。
ギセラはもはやギセラではなかった。
その代わりに、二人は生まれ変わった。女神へと。一体へと。エムラクールへと。
存在そのものを変質させられたギセラ・ブルーナが融合した2本の腕と4枚の翼を持つ異形の女神。
上の画像から、デフォルメしてもこの姿という事実で世のプレーヤー達からいかにSAN値を抉り取った事かお分かりいただけるだろうか。
この状態では自我はあるものの、すべては一つに融合すべきという思想を持ち正気とは言いがたい。人間たちの避難場所となった聖地スレイベンを襲撃、其処を守護するサリアを苦しめるが、姉妹を止めるため現れたシガルダとサリアの連携によって討たれることになる。
ゲームでの性能
単独ではカード化されず合体カードとして登場。
これは夜のスピリットの時とは違い、裏面が合わせ絵になった両面カードの亜種として収録された。
Brisela, Voice of Nightmares / 悪夢の声、ブリセラ
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 天使(Angel)
飛行、先制攻撃、警戒、絆魂
あなたの対戦相手は、点数で見たマナ・コストが3以下の呪文を唱えられない。
9/10
2人のパワー・タフネス合計9/10とそれぞれの持つキーワード能力をすべて備えた強大なスペックを持つ。またマナコストが3以下の呪文を封じる為、除去耐性も非常に高い。「コスト4以上の呪文使えばいいだけでは?」と思う方もいるだろうが、残念ながら構築戦で使用される単体除去のほとんどは取り回しと素早く使用することを重視して3マナ以下に抑えることがほとんど、コスト4以上の呪文は大抵全体除去なのでブリセラを止めるには味方を巻き込むぐらいのことをしてようやく止まるということも珍しくない。
降臨こそ難しいが文字通り対戦相手に対して悪夢といえるクリーチャーである。