概要
イニストラード次元で死後も人々を守るために戦い続ける霊の一位。
生前、アヴァシン教会の僧侶としてあらゆる邪悪なクリーチャーたちを打ち倒し、アヴァシン直属の戦天使たちも彼と共に多くの悪魔たちと戦った。その功績によって彼は40歳を前にして聖者として認められるようになる。
しかし、ある日彼が帰宅すると台所のテーブルの上に「針の目」として知られる天険を示す箇所に短剣を突き立てられた地図と、血で綴られた「天使を連れずに一人で来い」と要求する脅迫状、そして少女の指があった。デーモンたちとその狂信者たちに人質にされた少女を助けるため一人戦いを挑み帰らぬ人となる。
埋葬された後も安らかな眠りにつくことはなく、この世界に霊として留まり邪悪と戦い続けることを選んだ。生前のような破魔の魔法の力は持たないが、トラフトが現れる時は必ずひとりの天使が寄り添い、常に彼を見守り、そして行動を共にすると言われている。
ゲームでの性能
聖トラフトの霊 (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット・クレリック
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
聖トラフトの霊が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している、飛行を持つ白の4/4の天使クリーチャー・トークンを1体生成する。戦闘終了時に、そのトークンを追放する。
2/2
- エキスパンション:イニストラードに収録された神話レアの1枚。マナコストこそ3マナ2/2と平凡だが、攻撃時に4/4の天使トークンを1ターンだけ場に出す能力を持つ。おかげでボール・ライトニングもビックリの6点ダメージを叩き出す。先で述べたように本体のサイズはいまいちだが、特殊能力:呪禁のおかげで相手の妨害や除去を受け付けずに自分の強化呪文を使用することが可能。天使の運命のような強力なエンチャントをつければ更なるダメージが期待できる。
悪魔には容赦なかったトラフトであったが、対戦相手にもまったく容赦無かったのであった
派生カード
聖トラフトの祈祷 (1)(白)(青)
エンチャント — オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「このクリーチャーが攻撃するたび、飛行を持つ白の4/4の天使クリーチャー・トークンを1体タップ状態で攻撃している状態で生成する。戦闘終了時にそのトークンを追放する。」を持つ。
- イニストラードを覆う影で彼の特殊能力を付加するエンチャントが収録された。さすがに前回強すぎたのか呪禁は無し。出来る限り除去耐性の有るクリーチャーにつけよう。余談だがイラストにてトラフトが後ろから見守ってる女性は良く見ると左手の指が一本無い。そのため、彼が最後の戦いで助けた少女のその後の姿ではないか?といわれている。
関連タグ
外部リンク
聖者、幽霊、そして天使 日本版公式プレビュー記事