概要
スレイヤーズに登場する、改造された悲しき合成獣剣士のゼルガディスと、セイルーンの第二王女で正義一直線の元気娘アメリアのカップリング。お互いの髪型がちょっと似ている。
主にアニメでこの二人はお互いを憎からず思う関係である。ゼルガディスに近づく女性にアメリアが嫉妬に近い感情を見せることもある。
原作や義仲翔子の漫画版「超爆魔道伝スレイヤーズ」では二人の関係に特に甘い物は見られない。
原作8巻の挿絵が引き起こした騒動
ではゼルアメは完全なアニオリなのか、と言われると、実は原作のあらいずみるい氏が描いた8巻の挿絵が引き起こした『ゼルガディス・アメリアらぶらぶ論争』というのがある。
どういう挿絵かと言うと、「冥王(ヘルマスター)フィブリゾの迷宮をゼルガディスとアメリアが腕を組んで歩いている姿」である。
これに双方のファンが食いつき「この二人はくっつくのか」「くっついたりしたらアメリアを刺す」「ゼルガディスを刺したいが刃が通らないだろう(岩肌の合成獣なので)」と大論争になり、あとがきで作者とL様を困惑させる事態となった。
なお、この論争は当時ドラゴンマガジンの読者コーナーにまで飛び火しており、そこでは「くっついたらどんな子が生まれるか興味が尽きない(ので、くっつく事を支持する)」などというどっかのホムンクルス集団を創造しちまった魔導師のじーさんみたいな感想まで飛び出してしまった。そのため、この観点においても(ほぼ場外乱闘めいた)論争が繰り広げられた。