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「レディのする事じゃないって? フン。あたしは王子様に守ってもらうだけの、ひよわなお姫様じゃないのよ」


概要編集

ゼルダ vs. ライネル


もう一人の主人公として登場。初代ゼルダの伝説ゼルダ姫と同一人物。闇の世界からハイラル地方へ侵攻して来たガノンがリンクに倒された後の物語。

生足にミニスカートという色っぽい格好の上、挿絵では巨大植物のツタに胴体を掴まれて臀部がちょっとだけ見えるというサービスシーンもパンチラはしていない)。

表紙では茶髪、挿絵では黒髪になっている。作画は表紙と挿絵でかなり異なっている。

武器は剣と弓矢を使う。


ゲームブック形式で進むので選択肢を誤ると死亡してしまう。ただし直接的に命を奪われるという描写は余りなく、ゾーラに海の底に引きずり込まれたり、触手に捕まって流砂に引きずり込まれたり、敗北して木に縛り付けられたところをモリブリンが処刑しに来たり、ギーニに敗れて石化するという具合である。


その他メディアミックスに登場するゼルダ姫についてはこちらをを。


性格編集

リンクの前では淑やかな姫君だが、本質は上記の台詞の通りかなり気の強い性格。選択肢によってはボッタクリ商人をぶん殴って気絶させてしまっている(正体は後述)。

また触手に対して「いやらしい」と乙女らしく嫌悪感を見せたが、飛び掛かって本体に剣を突き刺して倒すなど男勝りである。

画像の通りライネルとの死闘も描かれており、リンクに引けを取らない戦いぶりを見せる。


活躍編集

リンクとは両思いでありキスもされるなどラブラブなのだが、ガノンの弟である魔将軍(ゼネラル)ガイアによって二人とも呪いを掛けられていた。リンクは昼にしか動けず、ゼルダは夜にしか動けなくなってしまった(クリスタルムーンという水晶に閉じ込められてしまうため)。


終盤ではガイアに捕まって催眠術を掛けられ、心の無い操り人形にされてしまう。ガイアは「このまま水晶に閉じ込めておくには持ったいない」としていずれ妃にしようとしていた(実はガイアが二人に呪いをかけたのは、国王に「ゼルダ姫を花嫁に」とお願いするも断られたため)。


しかし駆け付けたリンクの笛の音によって催眠を解かれ正気を取り戻す。ただし選択肢を誤るとリンクは火炎に焼かれて灰となってしまう(しかもゼルダの催眠は解かれていないので、リンクの最期を前にしてもぼんやりとしていた)。


激昂したガイアは巨大な鴉(カラス)としての正体を現す。ここでゼルダ編でバイブルを手に入れていないと勝てなくなり、リンクたちは爪でズタズタに切り裂かれてしまうためゲームオーバーとなる。


ゼルダがバイブルを所持していれば、リンクのマジカルロッドが合わさったことで放たれた炎の矢がガイアに突き刺さり全身を燃やす。

しかしまだガイアは生きていた。最後の力を振り絞ってリンクに襲い掛かって来る。


ここでマジカルソードで倒すを選択した場合、ライフが3以上無いとリンク、ファニー、ゼルダの3人ともムシャムシャと食べられてゲームオーバーとなってしまう(怒り狂ったガイアには最早理性がなく、花嫁にするはずだったゼルダまで食べてしまった)。

しかし勝利ルートではリンクが銀の矢を手にしてガイアの胸に突き立てて逆転勝利となる。


エンディングではリンクからキスをされ、そのまま蜃気楼城を後にする。

そこで待ち構えていた老人――ゼルダの父にして国王グレアムII世が登場。リンクをハイラル1の剣士と認め、ゼルダとの結婚を許すと宣言した。


実はグレアムII世は数々の変装をしてリンクたちを見守り、蜃気楼城まで導いていたのだった。ゼルダがぶん殴ったボッタクリ商人も彼の変装の1つである。

変装してまでリンクを試していた実父をゼルダは呆れた様子で見つめるのだった。


関連イラスト編集

蜃気楼城の戦いセンシティブな作品夏ゼルダミラージュキャッスルの戦い


関連タグ編集

ゲームブック 蜃気楼城の戦い メインヒロイン ゼルダ姫 ゼルダ姫(コミックス版ゼルダの伝説)

女主人公 王女  恋人 相思相愛 お転婆 ワガママ


ゼルダ厄災の黙示録ではゼルダを操作してライネルと戦う戦闘がある。また父王が変装して登場するという共通点もある。


ゼルダ姫(知恵のかりもの):ゼルダ姫が初めて単独主人公となった公式ゲーム作品。妖精をお供にしている。

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