ソルジャンヌ
そるじゃんぬ
CV:森みつえ/スーツアクター:高橋恵美子
特捜救急警察隊ソルブレインの樋口玲子が装着するソリッドスーツの名称及び、同スーツを纏った姿の総称である。
犯人逮捕や現場確保(障害物破壊、消火活動など)を想定したソルブレイバーとは対照的に救助活動に特化したライトタイプのソリッドスーツで、シルバーを基調としたベーススーツの上から赤を基調としたアーマーを装着した出で立ちで、医療センサー等の各種治療メカを装備している。
右腰に装着されたホルスターに、メディカルスキャナーなどの救護・治療メカを装備。
メディカルスキャナーの計測データは、胸部のプロテクターに内蔵されたコンピュータを通じてヘルメットに電送され、開閉式のゴーグル(バイザー)に表示される。
通常は、顔面の上部のみをゴーグルで覆った状態で任務にあたるが(ちなみにゴーグルの下にはブレイバー達のようなメカニカルな目の類のパーツは存在しておらず、そのまま彼女自身の両目が薄っすらと見えている)、有毒ガスが充満している場所などでの活動時は、顔面の下部にレスピレーターの内蔵されたフェイスガードを装着する。フェイスガードは、装着時以外は胸部プロテクターの前部に装備している。
救助活動が主目的として制作されたため、ソルブレイバーのような重装備ではなく、簡易的なプロテクターのような物となっている(後のブルースワットの戦闘服に近い)が、それでも装着者の力を約2.5~3倍に高め、最大15mまでジャンプ出来る能力が備わり、走る速度はオリンピック選手に匹敵するなど、救助活動用としては申し分のない性能となっている。
スーツの総重量は約10kgだが、簡略化されたメカノケミカル・アクチュエーターが内蔵されており、スーツ装着者の身体的負担が軽減されている(近年、現実世界において実用化されつつあるアシストスーツの発展型ともいえる)。
オープニングでの紹介カットや初期のエピソードでは活動完了後にヘルメットを脱いでいたが、途中からフェイスオープン形態(下イラスト)になる。
耐熱温度:1800℃、耐冷温度:-150℃、耐圧性能:5t/cm2。
先輩であるダイアナレディや、後輩のレッドルのような重装備ではなく、かと言って貴忍麗破のようにアーマーすら着込んでいないわけでもないという、一見すると中途半端な感じもするソルジャンヌではあるが、
- 「胸の膨らみを造形した胸部アーマーをはじめとする、女性らしさを強調した意匠のスーツ」
- 「光沢感と適度なシワが寄るぴっちりスーツ(特に、玲子役の森氏自らがスーツを着ているシーンで太ももなどに顕著に見られる)」
- 「戦闘力の低さ故にピンチシーンに事欠かない(第35話にて、金属生命体を注入され、金属人間と化した敵の触手に絡め取られ、絞め上げられるシーン(下の動画参照)は、後に後述の特撮AVでもオマージュされた程の至高のヒロピンシーンである)」
等々、実はフェチ心をくすぐる要素をいくつも兼ね備えており、そんな彼女に魅力を感じる人が少なからずいる事もまた確かで、実際に彼女をモチーフとした特撮AVや同人作品も数こそ少ないが存在する(特に同人作品に至っては、ソルジャンヌをオマージュ&パロディ化したキャラだけでなく、ソルジャンヌそのものを取り上げた同人作品までもが存在する)。