概要
和名 | タカサゴオイカワ |
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学名 | opsariichthys pachycephalus |
別名 | 台湾オイカワ |
分類 | コイ目 コイ亜目 コイ上科 コイ科 クセノキプリス亜科 Opsariichthyini族 ハス属 |
体長 | 6~16cm |
分布域 | 台湾西部(台湾東部に移入分布) |
台湾には本種の他にヒレナガオイカワとカオピンオイカワが分布し、日本のオイカワも移入分布する。
日本では観賞魚として流通している。
オイカワより小さな頃から成熟する為、60cm水槽でも飼育・繁殖が可能。
台湾では切手のデザインに採用されている。
形態
日本のオイカワより寸詰まりで体高が高く、頭部はハスに似て少しだけ口がへの字に曲がっている。
繁殖期の婚姻色は顎下付近がオレンジ色に染まり、胸鰭、腹鰭、臀鰭は黄色く、背鰭と尾鰭は赤紫色に染まり、体側の横縞模様は青紫色でオイカワやハスより均等に並ぶ。
生態
河川の上流から下流まで幅広く生息し、落下昆虫や水生昆虫、小型甲殻類、付着藻類などを食べる。
春から夏の繁殖期には数匹の雄が闘争を繰り広げ、闘争に勝った一匹が雌とペアを作る。
産卵場所は日本のオイカワやハスと同じで、浅い砂礫底に産卵する。