チェッコ式
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ちぇっこしき
「チェッコ式」とは、大正~昭和時代(太平洋戦争終結まで)の日本陸軍の将校(士官)の間で、制帽の仕立てに好んで用いられたスタイルの通称。
大正後半~昭和戦前期にかけて、日本陸軍士官、とくに尉官に相当する若手士官(いわゆる「青年将校」)が、自らの制服(軍服)をオーダーメイドするにあたり、彼ら独特の美意識を反映させて特徴的な仕立てにすることがはやり、これを「青年将校文化」と呼んだ。
「チェッコ式」は、当時彼らの制帽(軍帽)の天井部分の仕立てに人気のあったスタイルの通称で、「青年将校文化」のキーワードの一つとなっている。
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