チエコ
ちえこ
CV:半場友恵
横内なおき原作「サイボーグクロちゃん」の登場人物。
鈴木が勤務する小学校に転校して来た小学生。超能力少女である。一人称は「私」。
本名は岡田チエコ。下の名前の正式な漢字は不明。アニメ版では「岡田チエ子」と表記されたこともある。
大人びた性格で、時々小学生とは思えないような難しい単語を使う。ただしテストの成績はあまり良くない。
非常に短気で、自分を馬鹿にする相手には容赦無く攻撃する。髪型は風が吹いていないのに常に靡いている。
超能力に関しては、テレパシー、サイコキネシスなど、一般人が「超能力」と聞いて思い浮かべるおおよそのものは持っている。ネックレスである程度超能力を封印しているが、封印を解く(ネックレスを外す)と、自然発火現象など、炎を操る能力が使えるようになる。
本人曰く、超能力を持っているために周囲から化け物扱いをされ、母親と共に元々いた町から追い出されてしまったらしい。その後、クロ達の住んでいる桜町に引っ越してきた。
父親は世間の弾圧に耐えられず妻子を捨てて消えたようで、彼女は父を「コシヌケ」と罵倒している。母親については詳細は不明だが理解者の様で彼女の超能力が暴走しないように効果のあるお守りを調達したりしていた。
暴走したクロによって初恋を台無しにされた事を恨み、彼に復讐を果たそうとずっと居場所を探していたが、なんだかんだあってクロ達に馴染んでしまう。
しかしそれからもクロとの仲はあまり良くなく、口喧嘩や攻撃戦に発展することが多い。
バイオメタルのロボットとなってしまったゴローの母親として、大怪我を負いながらもゴローを人間に戻そうと奮闘していた。
そして少しずつゴローに惹かれていき、時には周囲の人物に嫉妬をしたり、親バカのような言動が増えていく。
ゴローと付き合う上で物事を理屈で考えるようになってから、非現実的な力である超能力が弱まっていく描写があった。クロの「修行」によって一度は取り戻したものの、それ以来超能力を使用する場面はほとんど無くなった。
ゴローが人間に戻ってからは、彼と一緒にUFOを呼び出したりゴローの父親の面倒を見たりしている。
アニメ版は僅かであるが登場した。番外バトルでは初回の扉絵のみ登場。
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