チャーランキ
ちゃーらんき
「わしは、はらぐろい、せいじかのチャーランキだ」
「なぜ、わしは、じこしょうかいを、してるんだ?」
ニャキータウンに住む政治家。自他ともに認める「腹黒い政治家」である。
表向きは公共事業に注力するやり手の政治家だが、裏社会との繋がりも噂されている。
主人公は闇レース「デスカップ」の噂を聞きつけてチャーランキと対面することになる。
事実チャーランキはデスカップの運営に関わっているらしく、対面した際にチャーランキが満足するような回答を得るとデスカップへの参加資格を与える。
その際に主人公に投げかけた質問には「どんな手段を使ってでも勝とうとするようなヤツは許せない」というものがあり、これに「いいえ」と答えると参加資格を得られるが…。
ここから先はゲームの根幹に関わるネタバレあり。
デスカップの主催者
実はチャーランキは運営に関わっているどころかデスカップの主催者であった。
チャーランキは公共福祉の充実に尽力する一方、裏では非公認レース「デスカップ」を主催し荒稼ぎする汚職を働いていた。
その一方でデスカップには実力はあるが何かしらの事情がありグランプリ等への出走が叶わなくなったチョロQ達が参加しており、その中にはあの男の姿もあった。
ノルキアの死の真相
かつて「ゲープコッチの三本槍」の一角として活躍し、ある日のグランプリレースで事故を起こしこの世を去ったノルキア。
当初は誰もが事故死だと信じて疑わなかったが、その一方で何かしらの陰謀が働いていたという噂もあった。
実は「当時女性はグランプリへの参加資格が無いにもかかわらず性別を偽って出走していた」ことを掴んでいたチャーランキが、ケーニヒの優勝を妨害するためにノルキアをけしかけて恫喝、八百長を仕組んでいた。
しかしケーニヒへの想いと自身の今後の板挟みに苦悩した末、最終的にノルキアが選んだ道は事故に見せかけた自殺だった。
流石にこの出来事に関してはチャーランキも後悔の念を長年に渡って抱いており、警察に逮捕された後に獄中から主人公に託した手紙の中に「わしももう歳だ、このことを誰かに伝えておきたかった」と記していた。