※ここではパイマン氏の東方先代録におけるチルノに付いて述べる。先代録本編のネタバレもあるので注意。
概要
東方Projectのチルノと言えば、彼女に関係する二次創作影響からか自称最強(サイキョー、⑨等と呼ばれ、どちらかと言えば才能はあるがオツムが弱く、実力は今ひとつというのがファンの間の印象だと思われる。
先代録のチルノも基本は上記の様な性格であるが、先代巫女の弟子になったのを機に自己鍛錬に勤しむ等の向上心と、地底の鬼たちも臆する先代VS星熊勇儀の対決を最後まで見届け、自身もまた鬼へと挑んでいく様に何事にも臆さぬ勇気を兼ね備えている。
そして先代録チルノの最大の強さが「その無邪気さで誰とでも仲良くなれる」という事である。
風見幽香、霊烏路空、藤原妹紅、因幡てゐ、蓬莱山輝夜、橙、フランドール・スカーレット、
色んな意味で曲者揃いで、対人関係にも問題のありそうな面子とも普通に話せるというのは、ある意味凄い才能である。
妖々夢編で先代が一度死亡したことで、「命の儚さ」というのも思い知っており。永夜抄編にて目の前で妹紅が殺されるのを見て激怒するなど、少しずつ精神的にも成長している感がある。
そして東方花映塚編では四季映姫から原作と同様の事を言われたが、それに対し「心配してくれて嬉しい」「バカなままは嫌だ、それで妖精じゃなくなるならそれでもいい」と返し「友達になろう」と映姫を弾幕ごっこに誘うという更なる成長の兆しを見せた。
現在は先代巫女の一番弟子(先代の教えを受けたという意味では美鈴が先だが、彼女は三番弟子となった)として頑張っている最中である
最後に、『最強』とは「最も強い」と書く。言い換えれば『無敵』ということでもあり、無敵とは「敵が無い」。つまり「誰とも敵にならなくて済む」というのは、ある意味どんな暴力よりも最強かもしれない。