チルノやナインボールやマルクなどのイラストに付けられるタグ。
タグを付けられるイラストの例
- チルノ
- 東方花映塚の説明書の画面説明の項で、「①自機」などの説明に混じって、チルノの所に⑨と書いてあり、その下の説明欄に「9.バカ」と書いてあったことから、バカであることの公式設定と⑨が呼称として定着した。このため、東方系作品の多いpixiv内では、⑨のタグのつく作品のほとんどはチルノ関連の作品となっている。その後、東方非想天則の説明書における画面説明の項目で再びチルノに⑨と線を引かれ「9. バカ」と書かれた。
- 東方天空璋でまさかの日焼けした姿が登場し、文字通り日焼けしたチルノとして自機で登場。このためか、⑨も日焼けして❾というタグが使われることがある。
- しかし大抵は本家と二次創作作品との解釈が違うことが多い。このネタを嫌う人もいるのでむやみやたらにタグ付しないほうがいいだろう。
- なお同じく馬鹿とされる霊烏路空に愛称の「お空(おくう)」をかけて「お⑨」という、類似のタグがつけられることもある。また、チルノに限らずリグル、ルーミア、ミスティア、はては他の作品のバカキャラに使われることもある。
- マルク
- 『星のカービィ スーパーデラックス』に登場するラスボス。ただ単に「マルク→○9→⑨」というダジャレなだけである。詳細はリンク先を参照。
- ナインボール(アーマードコアの機体名)
- フロムソフトウェア製作メカアクションゲーム『アーマードコア』に登場する機体名。見ての通り名前自体が⑨であり、機体のエンブレムも⑨そのままであるため、古くから⑨と呼称されていた。
- アーマードコアにおけるナインボールは最強のACとして登場し、その機体の象徴性からAC2ではアリーナのトップランカーに「ナインブレイカー」の称号が与えられ、以降の作品でも⑨は特別な意味を持つ。
- ナインボール(ビリヤードのルール名)
- ビリヤードの絵自体絶対数が少ないためごく稀にではあるが、ビリヤードのナインボールに関連する絵につけられることもある。ルールとしては①〜⑨の番号がついたカラーボールを手球を使って1から順にポケットに落としていき、最終的に⑨のボールをポケットに落とした人が勝ちという単純なもの。単純ゆえに奥が深いらしい。アーマードコアのナインボールの名前はこれを由来としている。
- ⑨のボールをポケットに落とすまでには様々な条件が課せられているが、映画によって流行したため「⑨を落とせば勝ちの単純なゲーム」と勘違いする者が多かった。
⑨の隠れた能力
UNIX系の古い環境でファイルの欠損やサーバーの異常、ブラウザを暴走させるなど恐ろしい能力を持つ。
というのもマル数字は、かつて環境依存文字(※)として恐れられていた。丸数字は標準で規定されず、各OSのメーカーが独自に拡張し対応していたため、異なるOS上では文字化けを引き起こす。とくにWindows以外のユーザーにとって悩みの種だった。
現在はUnicodeが普及し、マイクロソフトの拡張に追従する形でJIS規格にも含まれ、もちろんUnicodeで処理しているPixivでは全く問題ないので、安心して欲しい。
同様の例として半角カタカナがあった。半角カタカナはJISコードで定義されているため、文字コードが指定されていれば文字化けすることはない。半角カタカナの問題は、文字コードに半角カナが入っていないISO-2022-JPで使用不可能なことを除けば、Shift_JISの半角カナがEUC-JPの補助漢字に文字化けするケースが主に見られる程度。
かつては、最上位1ビットでASCII英数字かJIS半角カナかを識別している点で、そもそも日本語が表示できない環境でUIに識別するルーチンが含まれておらずトラブルになることもあった。これは古くからグローバル化していたMacOS(Macintosh System 6〜)やUNIX系よりも、基本PC-9800用以外は日本語を想定していなかったマイクロソフト系の昔のOSで発生するため(日本語版以外のWindows98SE以前及びMe。NT系は問題なし)であり、現在そんなサポートの切れたOSでインターネットに繋ぐこと自体がもっと問題なので、このようなことを考慮する必要は無いだろう。