人物
1991年にエポック社より発売された、『ドラえもん』を題材としたRPGである『ギガゾンビの逆襲』に登場するオリジナルキャラクター。
『ギガゾンビの逆襲』は現代ののび太の住む町を起点に魔界・海底・地底・古代とかつての映画の舞台となった4つの世界を冒険し、はぐれた仲間を探してギガゾンビが復活させたかつての映画の敵達と戦っていくストーリーであるが、その最後の舞台である古代にて日本誕生に登場したククルが住むヒカリの村の巫女として登場する。
ドラえもん達には古代に迷い込んでいた静香を現代に帰らせた事を伝え、ククルの母親が魔物の毒で倒れた際に薬草のありかを教える等、協力的な立場にありククルの母親が助かった後はパーティーメンバーに加わってギガゾンビと戦う事になる。
そしてギガゾンビを倒した後はドラえもん達と別れて古代に残るが、現代へと戻ったドラえもん達は静香によって衝撃の事実を知らされる事になる。
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以下、ネタバレ注意
それはテラがギガゾンビの実の娘であり、倒したはずのギガゾンビも偽物だという事で、この事実にドラえもん達は衝撃を受けるが、静香はテラが父親の為に仕方なく従っておりその事に彼女が苦しんでいたという事を語り、ドラえもん達は全ての決着をつけて彼女を救うべく再び古代へと戻る。
そして最終決戦の地であるトコヤミの宮にてドラえもん達とギガゾンビが対峙した際、テラは再び登場、映画の強敵達を復活させてきた再生装置を破壊してきた事を伝え、父の野望を止めさせようとした。しかし、ギガゾンビを裏切って乱入してきた牛魔王によって殺害されてしまう。
ドラえもん達が牛魔王を倒した後、ギガゾンビは再生装置に使用したライフストーンのエネルギーを全て使用してテラを復活させ、これによりギガゾンビの逆襲の物語は幕を閉じる事になる。
名前の由来は単位のテラ(=1兆)であり、「ギガ(10億)」ゾンビからの連想だろう。