データ
邦題 | Day of the Diesels |
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日本語版正式名称 | きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲 |
世界初公開日 | 2011年9月1日(オーストラリア) 但しテレビ放送を含めれば2011年8月24日(アメリカ) |
英国初公開日 | 2011年9月26日 |
日本初公開日 | 2012年4月28日 |
概要
『きかんしゃトーマス』TVシリーズのスピンオフ長編作品第6弾で、パーシーが主役を務める。
2011年に制作・公開され、日本では2012年に劇場公開された。
今作も前作に引き続き、カナダのCG会社ニトロゲンスタジオが制作を行っている。
今作のゲスト声優はお笑いコンビの南海キャンディーズの山里亮太氏で、ディーゼル10を担当した(山里亮太氏はこの映画の声優をやった数年後のラジオにて、本当は本作のゲスト声優はファンを怒らせることになるから嫌で、トーマスのファンがそのことで怒っているのに同情。またこのファンを怒らせてしまったことはトラウマになっていると語っている)。
あらすじ
ソドーレスキューセンターが開業した後のある日、農場で火事があり、トーマスとパーシーが消防活動のためにタンクの水を供給していると、放水銃を装備したベルという蒸気機関車がやって来て、消火作業を手伝い、無事に家事を収めることが出来た。汚れた3台はソドー整備工場で綺麗にしてもらっていた。その時居合わせたトップハム・ハット卿は消防車両を増やすべきだと話しているとベルがフリンという消防車を紹介し、連れてくることになる。
トーマスはベルを連れてソドー島を案内することになったが、パーシーは別の仕事を任されてガッカリし、さらにトーマス達が楽しそうに見えたパーシーは仲間外れにされた気分になってしまい、しまいにその気持ちは怒りに変わってしまう。そんな時、ディーゼルがパーシーを特別なお客としてディーゼル整備工場に誘ってきた。トーマスには信用できない連中が多いからと行かない方がいいと注意されたもの、自分にあまり構ってくれないトーマスの意見より特別なお客として誘ってくれたディーゼルの方が自分を大切にしてくれると思って、ディーゼル整備工場に向かうことにする。
ディーゼル整備工場で最初に出迎えてきたのはディーゼル10だった。ディーゼル10はパーシーを特別なお客として歓迎し、ディーゼル整備工場に中に入ると、たくさんのディーゼル機関車がパーシーを待ち構えていた。
工場はお世辞にも良い状態とは言えず、パーシーはディーゼル整備工場を直してもらえるようにトーマス経由でトップハム・ハット卿に頼んでみることにし、大事なフリンのホースをダートに任せて出発した。
しかし、1度目はフリンの来訪で皆が大はしゃぎして、2度目は大事なフリンのホースが届いてないことで、聞いてもらうことが出来なかった。
パーシーはホースを探し回ったが見つからず、仕方なく帰ってみるとパーシーの寝床にフリンがいて、トーマスに裏切られた気分となった。そのため、クレーン車のケビンを説得し、ディーゼル整備工場に連れて行った。
翌朝、パーシーが駅に行くと、ソドー整備工場ではケビンが行方不明になったと大騒ぎになっていた。パーシーはソドー整備工場で事情を話し、トーマスにケビンを迎えに行くことを提案する。
ディーゼル10に戻ってきたパーシーに今ソドー整備工場に誰もいない事を確認すると、やって来たトーマス達を捕まえ、ソドー整備工場で大騒ぎしに向かった。先導したパーシーは褒めてもらえると思っていたが、実はディーゼル10はパーシーを使ってソドー整備工場を乗っとる計画に使っただけだった。
パーシーは間違った行動だったと反省し、トーマスを救出しに向かう。だがディーゼル整備工場で火災が発生し、ベルとフリンを呼んで消火作業を依頼。これが要因でトーマスも助け出せた。
トーマスとパーシーは他の蒸気機関車を呼んで、ディーゼル10の気持ちも汲み取りつつ抗議をした。その最中に戻ってきたトップハム・ハット卿にディーゼル10は説教を食らったが、トーマスが事情を話すと、実はディーゼル整備工場を蔑ろにしていたのではなく、準備に時間がかかっていたことが判明する。
その後、ディーゼル整備工場の修理は完了し、トーマスとパーシーの友情も直ったのだった。
主要キャラクター
ディーゼル10
本作のキーキャラクター。
ディーゼル整備工場のディーゼル機関車軍団のリーダー。
ディーゼル整備工場の悲惨さを悲しく思っており、パーシーを使ってソドー整備工場の乗っ取りを企てる。
1作目では完全な悪役、2作目では怖い雰囲気だが優しい性格といった感じだが、今作ではやり口は汚いが、ディーゼル機関車のために立ち上がったダークヒーローと言ったところだろうか?
新キャラクター
ベル
声優 | 根本圭子 |
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モデル機関車 | イギリス国鉄 標準クラス4蒸気機関車 |
メインカラー | 青 |
放水銃を装備した蒸気機関車。ソドーレスキューセンターに所属している。
本作では火災のたびに出動したことに加え、パーシーがトーマスとの仲に不信感を抱くきっかけを作った遠因である。
なお、モデルとなった機関車は放水銃を装備していない。
フリン
声優 | 坪井智浩 |
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モデル | タトラ(Tatra)、オシュコシュ(Oshkosh)、ラティル(Latil)の消防車デザインを組み合わせたもの |
メインカラー | 赤 |
線路と道路の両方を走れる軌陸車型の消防車。
ベルの推薦で後からやって来た。本作では後半の火災に出動した他、パーシーがトーマスとの仲に不信感を抱くきっかけを作った遠因である。
デン
声優 | 石野竜三 |
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モデル機関車 | ロールスロイス社製 クラス4DH油圧式ディーゼル機関車 |
メインカラー | 橙 |
ディーゼル整備工場の責任者。
本作ではディーゼル10の命令でトーマスを閉じ込めていた。
ダート
声優 | 河本邦弘 |
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モデル機関車 | W.G.バグナル社製 No.3207「レイス」 |
メインカラー | 黄 |
デンのアシスタント機関車。
本作ではディーゼル10の命令でトーマスを閉じ込めていた。
ノーマン
今作ではモブ機関車として登場。
今作ではソドー整備工場の乗っ取りに参加したりしていた。
設定ではデニスと双子の設定だが、一緒に映ったシーンは2021年現在ない。
パクストン
今作ではモブ機関車として登場。
今作ではソドー整備工場の乗っ取りに参加したりしていた。
次回作のブルーマウンテンの謎では重要な役回りを行う。
シドニー
今作ではモブ機関車として登場。
車輪が外されていたため、ソドー整備工場の乗っ取りに参加していない。
暫くこの状態だったが、後のテレビシリーズで車輪を取り付けてもらい、2年ぶりに線路に戻っている。
その他の声の出演
登場キャラクター及び登場人物 | 声優 |
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ナレーター | ジョン・カビラ |
トーマス | 比嘉久美子 |
エドワード | 佐々木望 |
ゴードン | 三宅健太 |
パーシー | 神代知衣 |
トビー | 坪井智浩 |
エミリー | 山崎依里奈 |
スタンリー | 土田大 |
ディーゼル | ケン・サンダース |
メイビス/ハット卿夫人 | 吉岡さくら |
ソルティー | 石野竜三 |
ロッキー | 河本邦弘 |
ビクター | 坂口候一 |
ケビン | 河杉貴志 |
クランキー | 黒田崇矢 |
トップハム・ハット卿 | 納谷六朗 |
トップハム・ハット卿のお母さん | 根本圭子 |
植木職人達 | 金光宣明 |
モブキャラ
- セリフなし
- ヘンリー※
- ジェームス※
- カメオ出演
- ロージー
- ヒロ
- チャーリー
- ハロルド
- キャプテン
- 言及のみ
- スペンサー
※英米版では台詞あり
音楽
- Day of the Diesels
関連動画
予告編1
予告編2
関連タグ
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ミスティアイランドレスキュー大作戦!! | ブルーマウンテンの謎 |