概要
演:エドワード・マルヘアー、日本語吹替:中村正
デボン・シャイアーとは、『ナイトライダー』のキャラクター。
ウィルトン・ナイトの遺志を実現するため、ナイト財団及びその一部門『F.L.A.G.(Foundation for Law And Government)』の責任者として活動している。
在りし日のウィルトン・ナイトとは戦友であり、紳士的且つ温厚な性格。
マイケル・ナイトの行動を全面的にサポートする良き理解者。
軍を始めとして非常に広い人脈を持ち、大統領とも面識がある。事務方に見えるが実は博士号を持つ科学者であり、ナイト2000のボディを覆う分子結合殻の構造式を知る3人の人物の1人。
第2次世界大戦時、『O.S.S.(OFFICE OF STRATEGIC SERVICES:CIAの前身)』で働いていた時にウィルトン・ナイトと知り合い、大戦後はウィルトン・ナイトの部下として、あるいは友人として彼の片腕となって働いていた。
ウィルトン・ナイトの息子ガースに言わせれば「ウィルトン・ナイトとそっくりな物言いをする人物」らしい。
昔はカミナリ族だったらしく、大戦中は本人曰く『捕虜収容所の脱走に成功している』とのこと。
紳士ではあるが、過激な一面も持つ。
ウィルトン・ナイトの死後は「私の仕事はウィルトン・ナイト氏の夢を実現すること」と言っており、劇中でマイケルと協力し、それを実行している。
紳士的な知識や趣味を有し、美食家でもある。マイケルがあるエピソードで押しかけた高級レストランでは、エスカルゴを食していた。
デボンのフルネームはパイロット版のみ『デボン・シャイアー』、以後は『デボン・マイルズ』と設定が異なっている。
なお日本版では『デボン・シャイアー』で統一されているが、あるエピソード中でマイケルがデボンの行方を捜す際に『デボン・シャイアー・マイルズ』と尋ねる場面があり、パイロット版とシリーズ版両方を兼ね備えたフルネームとなっている。
新ナイトライダー2000では、劇中で死亡。
チーム・ナイトライダーでは、ナイト財団およびF.L.A.G.から去っている(死去か存命かは不明)。