概要
演:デビッド・ハッセルホフ、日本語吹替:ささきいさお
マイケル・ナイトとは、『ナイトライダー』のキャラクターであり同作の主人公。
「ナイト財団」の調査員。
元々は刑事だったが、捜査中に瀕死の重傷を負うも九死に一生を得る。
その際に名前も顔も変え、ウィルトン・ナイトの養子として彼の遺志を継ぐ。
有能かつ格闘能力も高いが、頑固で女性に弱い一面もある。
経歴・人物
元の名前は、マイケル・アーサー・ロング。
敏腕刑事であり、産業スパイ事件を追っていたが、その主犯格で組織の女ボスであるタニヤ・ウォーカーに顔面を撃たれてしまう。
しかし、過去に陸軍に参加していた時、額に金属板を入れた治療を受けており、そのために命拾いしていた。瀕死の重傷を負った後に、ナイト財団総帥「ウィルトン・ナイト」に拾われて整形手術を受け、マイケル・ナイトの顔を得る。
その顔は、ウィルトン・ナイトの実の息子である「ガース・ナイト」をモデルにしている。そして表向きは、ウィルトン・ナイトの養子という扱いである。
マイケル・ナイトとしてのプロフィールは捏造されたもので、調査した部外者に「三年前には存在していなかった男だ」と言われる事も。
趣味はロッククライミング。劇中のエピソードでも、休暇中にナイト2000でアメリカの片田舎に赴き、ロッククライミングを楽しんでいた。
また、一時的に記憶喪失に陥り、マイケル・ロングに戻ってしまった際、K.I.T.T.に「マイケル・ナイトはどんな奴だったか」と尋ねた際、K.I.T.T.は、
「聡明で機敏で論理的だった反面、頑固で短気で若い女性の誘惑にもろく、自分のセンサーがショートしそうなおぞましい音楽(ロック)を好んで聴いている」と答えていた。
正義感が強く、弱きを助け悪党を許さない、しかし決して殺人までは行わないという、典型的なヒーロー的な性格を有する。そこから、若い女性や美女に弱く、ついぞ関わってトラブルに巻き込まれる事も多い。
好物はハンバーガー。デボンが食事していた高級料理店に押しかけた時にも、メニューに無くとも注文し、デボンを呆れさせた事もあった(シーズン1・3話)。
※「ハンバーガーとコーラ。バーガーはタマネギたっぷりで。この店で作れなかったら、向かいの店で売ってたぜ」と注文し、テーブルに運ばせて嬉しそうに頬張っていた。同エピソード内では、別の店でも注文している。
K.I.T.T.とは、当初は人間でない相手である事から、抵抗感があったが、徐々に相棒として認め、互いにかけがえのない存在となる。毎回ウィットの効いた二人の会話も、本作の見どころの一つ。