「ひゃー! 車内への危険物の持ち込みは禁止されておりまーす!」
概要
アニメ『美少女戦士セーラームーンS』第10話(アニメ通算第99話) 「男の優しさ! 雄一郎、レイに失恋?」に登場。
カオリナイトが“ダイモーンの卵”を電車(都電)の車両に埋め込むことで誕生したダイモーンで、レイに振られたと思い込み、都電に乗って1人遠くへ旅立とうとしていた雄一郎を襲撃し「ピュアな心」を奪い去る。“ピュアな心の結晶”を奪うための黒い星のエンブレムの位置は脇の下。
素肌に直接制服とネクタイを身に纏ったマニアックな容姿をしており、電車のアナウンス調(ただし断末魔は別)で話す特徴を持つ。
自在に電車のレールを作り出し、それに沿っての体当たり攻撃や、吊革の様なローブや腕から打ち出されるレールを使って相手を拘束する能力を持つ。
ただし額にある行先表示を隠されると動けなくなってしまう弱点が有り、最後は行先をマーズの1『悪霊退散の御札』で隠され、動きを止められた所に『バーニング・マンダラー』を浴びて黒焦げにされた隙に放たれた『ムーンクリスタルハートアタック』を受け、妙に色っぽい断末魔を上げながら浄化。元の車両に戻っていった。
余談
元々黒い星のエンブレムの位置はお尻だったらしいが、流石にあまりにもH過ぎるとしてボツとなったらしい。
モデルになった車両である都電7000形(更新)7010号は、2017年に延命工事やさらなるバリアフリー化を受け、7700形7707号として、現在も荒川線で活躍している。
作中では行先表示に「十番本町」が表示されていたが、そちらを通る路線は放送当時の地点で既に撤去(廃止)されたため、7000形(更新)が実際に運用されたことのない区間にあたる。
関連タグ
東京都交通局7000形…モデルになった車両