概要
フランク・ジョーブによって考案された手術。
野球の投手が受けることが多いが、やり投など投擲競技をする者が受けることもある。
1974年に初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンが、術後に復活を遂げ手術前を上回る成績を残したことでこの名前がついた。
日本では長らく投手の肘にメスを入れることはタブーであったが、村田兆治らがジョーブの執刀により復活を遂げたこともあり、現在ではNPBにおいてもこの手術を受ける者が増えている。
手術法とリハビリ
この手術では、損傷した(肘の)靭帯を切除し、本人の他の部位から摘出した正常な腱を移植することで患部の修復を狙う。
しかしながら、手術をしてすぐ実践復帰とはいかず長期間のリハビリが必要となる。投球を再開するだけでも半年以上かかり、実践復帰には術後12-18ヶ月を要すると言われている。そのため、複数シーズンを棒に振ることも少なくない。
NPBの投手の場合、実践復帰までの間は育成選手としての契約に移行するケースが一般的である。
別名・表記ゆれ
関連タグ
ダイジョーブ博士:フランク・ジョーブが元ネタとされている