曖昧さ回避
- シャグマユリ属の草花。クニフォフィア、トーチリリー、シャグマユリとも。本稿で詳述。
- 『フラワーナイトガール』のキャラクター→トリトマ(花騎士)
- 『ONEPIECE』のキャラクター→トリトマ(ONEPIECE)
概要
ツルボラン科(旧ススキノキ科)シャグマユリ属(クニフォフィア属)の多年草。トリトマの名は、かつてユリ科に分類された旧分類の学名に由来する。現在の学名のクニフォフィアの名でも出回っている。初夏から晩秋にかけて開花する赤い花を燃えるたいまつ(トーチ)にたとえてトーチリリーの名もある。南アフリカ原産で高温を好むが、マイナス5度までの耐寒性もあり、日本の花壇でも冬越し可能。
細く肉厚な葉を茂らせ、花茎を伸ばし円筒状の花を多数つける。花季が長いので花壇のアクセントとして重宝される。種によって背丈60~150cmと多様だが、大型のオオトリトマと、小型で小さい花が咲くヒメトリトマが一般的。オオトリトマは蕾のときは深紅色で咲き進むにつれて黄色になる。ヒメトリトマはオレンジ色のほか、黄色、白の花色もある。