概要
ジュニアユース編の西ドイツJr.ユース代表の流れを汲むチームで、さらにここからライジングサンにおけるU-23ドイツ代表へと繋がっていく。
昭和アニメ版の中学生編に挿入された、翼が過去の戦いを回想するオリジナル回では、ジュニアユースよりもさらに前の、小学生年代の西ドイツJr.が登場。
またシュナイダーの初登場は同作の劇場版であり、原作者:高橋陽一が関与したキャラクターデザインや設定にさらに詳細な設定が加えられる形で、原作にも登場することとなった。
そもそも高橋陽一がキャプテン翼を描き始めるきっかけとなったのが、1978年のサッカーワールドカップアルゼンチン大会をテレビで観戦したこと。
そして、その大会に出場していた西ドイツ代表のカール・ハインツ・ルンメニゲに強烈な印象を受け、
主人公:大空翼の国際大会での最初のライバルキャラとしてカール・ハインツ・シュナイダーを生み出すことになった。
<『キャプテン翼』作者が語る> 高橋陽一 「カール・ハインツ・シュナイダー誕生秘話」 - 海外サッカー - Number Web
さらに高橋陽一が、その当時の西ドイツサッカーとブンデスリーガに強く興味を惹かれたため、若林源三の留学先が西ドイツになったり、Jr.ユース編での決勝の対戦相手として西ドイツ代表が選ばれたりと、作中でも特に主要な海外代表チームとなっている。
ユース代表の初登場はテクモ版キャプテン翼Ⅱ。この頃はまだドイツが東西に分かれていたため、西ドイツユースとしての登場だった。
その後、ベルリンの壁崩壊からの東西統一がシナリオの主軸となったⅢにてドイツユースとなり、ラスボスチームに返り咲いて大きな存在感を発揮した。
さらにその後、原作者の手によるワールドユース編でも東ドイツから加わったとおぼしきメンバーが何人か描かれていたが、極めて描写が少ないままチームごと姿を消す。
その後の五輪編ではジュニアユース時代からのメンバーしか再登場せず、そのまま行方知れずになってしまった。
主なキャラクター
昭和アニメ劇場版登場のキャラクターやテクモ版に登場するキャラクターも記載する。
(U-23代表から加入。A代表にも選出)
(U-23代表から加入)
(U-21代表の時、負傷したマーガスに代わり加入。U-23代表にも選出。)
昭和アニメ劇場版での登場
(テクモ版「VS」にも登場)
テクモ版での登場
テオドール・カペロマン
メッツァ