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ドップラー軍団

どっぷらーぐんだん

ゲーム「ロックマンX3」に登場するレプリロイドの軍団、あるいはアニメ「惑星ロボダンガードA」に登場する敵軍団
目次 [非表示]

曖昧さ回避

□『ロックマンX3』に登場するDr.ドップラーのレプリロイド軍団。項目については作品を参照

□『惑星ロボダンガードA』の敵軍団。本稿にて紹介。


概要編集

太陽系第10惑星プロメテ独占を狙うドップラー総統率いる軍団。

ヒマラヤ山中に基地を設置して大江戸博士の移住計画を妨害すべく、ジャズダム基地を襲撃する。

後半はプラネスターで宇宙に飛び立ったジャズダムとデッドヒートを繰り広げる。


構成員編集

ドップラー総統

CV:田中崇

2m近い長身でスキンヘッドの男。

大江戸博士のプロメテ移住計画に参加した科学者の一人だったが、「惑星プロメテへ移住する権利があるのは選ばれたエリートのみ」と唱え、支持者を集めて軍団を設立した。

地球征服を目的にはしておらず、漫画版ではプロメテと地球が衝突し地球が滅亡する可能性に対して「無能なものは滅べばよい」と述べている。

一文字タクマの父・一文字断鉄に裏切りの罪を着せた上に洗脳した張本人。

趣味はパイプオルガンで、基地内部に専用の間を設置して自身の荒ぶる感情のままに鍵盤を叩く。


ヘチ副総統

CV:八奈見乗児

ドップラーの片腕。剃り込みを入れたような髪型に蒼ざめた顔色をしている。

実は超能力者で、第51話で娘フリーゼとテレパシーによる交信が可能な点を利用して、娘を改造したうえジャスダムへわざと捕虜となるよう仕向けて潜入させ、正確な位置を割り出して自らメカサタン・ピラギアンで攻撃する。しかしフリーゼは敵であるタクマに好意を抱いたことで脳波強化改造による副作用から死亡。ダンガードAの反撃に怯気づいた部下のメルセが撤退しようとしたが、娘の復讐に燃えるヘチは敵前逃亡を認めず同士討ちになり、娘の名を叫びながらピラギアンごと爆死した。

他の部下には冷酷なドップラーも、さすがにヘチの死に対しては憂いと動揺を隠せなかった。


プラグ技術長官

CV:山田俊司(第9話〜第26話)、西川幾雄(第27話〜第49話)

メカサタンの設計・製造の全てを担当する科学班・総責任者。

第48話で戦闘などどうでもよくなり、一刻も早くプロメテへ辿り着きたい思いに駆られ始める。第49話で自分だけプロメテへ抜け駆けしようと計画したことがドップラーに露見し、部下でルガーの親友バルノフと共に自らメカサタン・ガンロックを操縦して出撃することを余儀なくされる。ドップラーは予めハーケンの部下キルマンに命じて秘かにガンロックに自爆装置を設置させ、キルマンが自爆スイッチを押してジャスダムへの特攻を図るも、彼は激しく動揺し逃亡しようとするがバルノフに撃たれて果たせず、プロメテへ思いを馳せながら絶命。

彼の死はドップラー軍団内部に暗い影を落とし、最終回で重要な伏線となる。


グドン戦闘隊長

CV:緒方賢一

メカサタン部隊を指揮する戦闘隊長。片目にアイパッチを付けており、ヒゲとモミアゲが繋がっている風貌だったが、第21話でドップラーに連戦連敗の咎を責められヒゲを剃られてしまった。

前線指揮官でありながら自ら何度となくメカサタンを操縦してダンガードAに挑み、敗れては脱出を繰り返した根っからの武闘派。

第27話でメカサタン・ヤジガーでダンガードAパイロット候補生のジェット・ジョーを撃墜した後、ダンガードAのアイブレスターライフルで脱出艇を撃ち落とされ死亡。敵レギュラー陣の中で唯一ダンガードAとの戦いで命を落としたキャラクター。


トニー・ハーケン

CV:山田俊司

第27話から登場した、ドップラー子飼いの青年将校。ドップラーの親衛隊ともいうべき「ハーケン特別攻撃隊」を率い、ハーケン特別攻撃隊専用戦闘機を操縦して作戦を指揮した。

冷酷非情かつ不敵な自信家で、ヘチ副総統に対してさえタメ口を利くて尊大な性格。一方で部下の無駄死にを嫌う一面も。

第45話捕虜にした霧野リサに亡き母の面影を重ねるようになってから、非情な性格は徐々に影を潜め、第47話ではジャスダムと一時休戦して共同作戦を取った。


ルガー突撃隊長

声 - 緒方賢一

第31話から登場したメカサタン突撃隊を指揮する2代目戦闘隊長。ハーケンに対して強烈なライバル心を燃やし、事ある毎に張り合おうとする。前任のグドンと違い、基地内や母艦のマザーサタンから指揮を執るだけで一度もメカサタンで出撃することはなかった。

第41話でハーケンに嵌められてマザーサタンを遠隔操作されてジャスダムへ特攻するように仕向けられ、最後は自らの意地でマザーサタンでジャズダムに損害を与えて部下と共に戦死した。


マスクマン

科学者や一流パイロットたちが鉄仮面のようなマスクを被せられて洗脳された、軍団の戦闘員。

タクマの父一文字断鉄ことキャプテン・ダンもその一人だった。

メカサタンの操縦や暗殺任務などの他、軍団施設内で奴隷として扱われている。

自我のない状態で軍団の意のままに操られ、額のアンテナから指令を受けて動いており、これを折られるとコントロールを脱し自我を取り戻す。途中からアンテナが折られても別の制御装置による指令で動く者や普通の兵士のように受け答えする者も登場。


ロボット兵士

上級戦闘員的存在の等身大汎用ロボット。胴体正面に顔を持ち四肢は非常に細長い容貌をしている。

奴隷マスクマンの監視やジャスダムへの潜入工作、メカサタン操縦など、運用は多岐にわたる。

個別の意思がある描写はないが、稀に個体間で簡潔な会話を行うこともある。


メカニック編集

プラネスター

惑星プロメテ移住計画のために作られたドップラー軍団側の超巨大母艦。

ジャスダムよりも早く宇宙へ出るも、燃料のスーパーウランによる補給に時間をかけたために、徐々にジャスダムに追い上げられてしまい、捕虜にした霧野リサを拷問したことでジャズダムと同じパルサーコズモエンジンを建造して補給無しでも推進できるようになった。

武装は宇宙魚雷と先端の砲塔から放つビーム。

プラグ製作の最終兵器ビーターVを未完成のままドップラーが強引に発進させたことで、最終回でビーターVの燃料から艦内に放射能が漏れ、機関部は機能を停止してしまった。乗員はハーケンの要請で全員ジャスダムに救助される。


マザーサタン

多数のメカサタンを収納する宇宙母艦。プラネスターが宇宙に出た後はメカサタン突撃隊の母艦となる。第41話でハーケンの策略によりジャスダムへ特攻させられて大破した。


メカサタン

ドップラー軍団の超巨大ロボット兵器。

主にメカサタン突撃隊隊員が操縦するが、中にはマスクマンやロボット兵士による操縦機や無人機も存在する。


ハーケン特別隊専用機

ハーケン特別隊隊員が搭乗する戦闘機。大気圏内・宇宙空間問わず運用が可能。基本的には隊長のハーケン機を先頭に複数機で編隊を組んで行動する。

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