CV:沢海陽子
概要
ミリオンズ・ナイブズ配下のGUNG-HO-GUNSの一人で紅一点である眼帯をした女性。GUNG-HO-GUNSのナンバーは3。
レガート・ブルーサマーズの招集を受けジュネオラ・ロックの町に集結したGUNG-HO-GUNSがその能力をレガードに試され、臓器売買集団ロードレックの団員の半分を血祭に上げた時に彼女の姿もあった。
ジュネオラ・ロックに到着したヴァッシュ・ザ・スタンピードの前にいきなり出現し、その気になれば三回は殺していたとうそぶき、町の大量の血痕は悪党のものだから安心するようにヴァッシュに言うが、逆にこの人間は死んで良い悪いなどを勝手に決めるなという内容で反論をされる、更に彼の素早い動きで服のボタンを外されており、ヴァッシュに彼がその気になれば5回は胸を揉まれていたとも返される。
そのまま両者は勝負に入るが、「どんなに早くても勝てない世界で戦わせてあげる」というドミニクの言葉通り、彼女を翻弄した筈の素早さを持つヴァッシュですら、如何に感覚を集中しても彼女の動きを知覚する事が出来ず、仙人のように瞬間的に死角に移動して銃を発砲してくるドミニクにその常人を超えた反射神経で辛うじて銃弾を避けるだけという苦戦を強いられる。
だが、戦いの最中でヴァッシュは自分の指先の痛みが一瞬消える事に気付く。
実はドミニクの異能は常人を越えた素早さではなく、相手を眼帯に隠された猫のような縦長の異形の瞳で催眠術に掛けて知覚を麻痺させ、その間に死角に回り込むものであり、催眠術をかけられた者は感覚が麻痺した自覚が無い為にそれを素早い動きと誤認して彼女の動きに感覚を集中しようとするが、そうする程に催眠術に更に嵌っていくというものであった。
だが、そのからくりに気付いたヴァッシュが感覚を集中して催眠術を破った為にドミニクは敗北する事となる。
ヴァッシュ殺害の任務失敗による自身の運命を悟ったドミニクはレガートの手を煩わせるまでもないとヴァッシュの目の前で高所から飛び降り自殺を遂げ、GUNG-HO-GUNSのなかではモネヴ・ザ・ゲイルに続いてヴァッシュの心に傷を負わせることとなる。
アニメでは敗北後にその場から逃亡するも、マイン・ザ・EGマインに処刑された。