「全てを焼きつくす煉獄の炎の中で、再び蘇る! 再誕、炎の最強竜! クロスブレイクライド! 《ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”》!」
概要
カードファイト!!ヴァンガードブースターパック第15弾『無限転生』で登場したドラゴニック・オーバーロードがЯ化したユニットである。
「蘇れ黙示録の炎!エターナル・フレイム・リバース!」(無限転生収録 RRR版)
「戦い続け、力尽きて倒れた末に……今、再び戦場に立つ!
」(同SP版)
「ただ、もう一度戦うために。」(VクランコレクションVol.5収録 RRR版)
しかし他のЯユニットの様な悪落ちではなく、リンクジョーカーの『虚無(ヴォイド)』をねじ伏せ糧にした、文字通り『再誕』(Rebirth)した暴竜。
アニメではリンクジョーカー編のクライマックスで登場する櫂トシキの新たな切り札。
能力
- 効果1
〈リミットブレイク〉【コスト】カウンターブラスト(1)、かげろうのリアガード1枚以上呪縛。
呪縛カードが5枚以上で、そのターン中パワー+10000し、『ヴァンガードにアタックしたバトルの終了時、「【コスト】かげろうを2枚手札から捨てる」を払う事で【スタンド】する。そのターン中、この能力は使えなくなる。(コストを払わなくても、この能力は使えなくなる)』を得る。
※後の裁定変更によって、コストを払わず発動しなかった場合は、あとから再び条件を満たした時、改めてコストを払って使えるようになった。要は現在の『ターン1回』の能力と同じ扱いである。
- 効果2
あなたのソウルに「ドラゴニック・オーバーロード」があるならパワー+2000。
- 効果3
盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)
効果解説
オーバーロード特有のヴァンガードのスタンドを、Яユニット特有のリアガードをコストとして呪縛する形で発動するユニット。
手札消費は2:2交換でパワーも上がる反面、リアガード全てが呪縛カードで埋まる為リアガードにトリガー効果を与えられない欠点が大きい。
ドライブチェックの回数こそ増えるものの二回しか攻撃できない為、相手の手札次第では簡単に対処されるリスクがある。
特にΩ呪縛と呪縛カード5枚揃った状態で特殊勝利が発動する『星輝兵 “Ω”グレンディオス』とは致命的に相性が悪い。
しかし、同パックに収録された(新能力の)ドラゴニック・オーバーロードからのクロスブレイクライドで33000のパワーで6回のドライブチェックが可能、というかそれを前提としたデザインで、更に呪縛もブーストや左右リアガードの質を問わない利点がある。
ただ、もう一度戦うために。
VクランコレクションVol.5にて、ついにVスタンダードに登場。イマジナリーギフトの関係もあって、単独で旧版のブレイクライドとのコンボを再現可能となっている。
- 効果1
あなたのバトルフェイズ開始時、【コスト】(リアガードを1枚以上全て呪縛する)ことで、そのターン中このユニットが次にアタックしたバトル終了時、【コスト】【カウンターブラスト(1)、手札から1枚捨てる】ことで、このユニットをスタンドさせる。
リアガードの呪縛と引き換えに、軽いコストでのスタンドを可能にできる……が、リメイク前と同じく「星輝兵 “Ω”グレンディオス」との相性が致命的に悪い点に注意。
- 効果2
このユニットがアタックした時、【コスト】【ソウルブラスト】(1)することで、あなたの呪縛カード2枚につき相手リアガードを1枚選び退却させる。
- 効果3
『ターン1回』このユニットがアタックしたバトル終了時、あなたの呪縛カードが5枚以上で、あなたのダメージゾーンが4枚以上なら、【コスト】【手札から2枚捨てる】ことでこのユニットをスタンドさせ、イマジナリーギフト・フォースを一つ得る。
ユニット設定
かつて最強の名をほしいままにした大君主、全竜を総べるべき大いなる器を持つ者、「ドラゴニック・オーバーロード」。
やむ事の無い“リンクジョーカー”の猛攻により劣勢を余儀なくされた帝国。 侵攻は着実に進み、ついには「オーバーロード」の眠る大棺の間まで迫った。
「星輝兵(スターベイダー)」に与えられた大任の一つは「三英雄の再確保」。 結界の解除を困難と判断した侵略者達は、“アクアフォース”侵攻の時と同様、精神を抽出・複製しての“Я”を試みる。
しかし、その意識に接触する直前、地下空間は天を貫く火柱に呑み込まれた。
その黒く禍々しい炎の中から現れたのは、虚無すら己が力とした帝国最強の暴竜。 死せず、屈さず、縛られず――有象無象には目もくれず、彼は翔けた。 遠き白き地にて閃いた、剣の輝きに向かって。
「我が意、我が望みはただ一つ!宿敵との決着のみ!!」