このゲームはPC向けのブラウザゲームであり、ソーシャルゲームである。ゲームのプレイには登録不要(登録しない場合、クッキーにデータが保存されほかのPCではそのデータでプレイできない)、基本無料(アイテム課金あり)で遊ぶことができる。
このゲームは2011年12月に公開開始(公式twitterより)、バグを修正しつつ運営していたが、2017年7月、イベントの終了および2018年1月をもってゲーム自体の終了を宣言した。
ゲームに関して
モンスターのカードを集めて合成して育てて強くしてクエストをクリアしたりするよくある作業ゲーム。
詳細
クエスト
クエストは1エリアにつき4つのシーンに分かれており、体力を使ってそれをクリアする。この際モンスターなどが得られることがある。
この際、進行すると経験値が入り、一定量上がるとレベルが上がり、体力(クエストをクリアするために必要)および魔力(モンスターを使うために必要)を上昇させることが可能である。
4つのシーンをクリアするとボスが登場する。このボスを、クエストやアイテムで得たモンスターを用いてバトルし、勝つとアイテムなどがもらえ次のエリアに進む。
イベント
また、イベントとして「探索」( 特殊なエリアが出現し、進めるとアイテムがもらえる )や「亀裂」( 強力なモンスターがクエスト中に登場し、倒すとアイテムがもらえる )が存在する。
対人要素
対人要素としては「かけら」( クエスト中に出てくるアイテムの一種、集めるとアイテムがもらえる )を奪いあう「バトル」、モンスターを交換する「トレード」などが存在する。
アイテム
アイテムに関しては「回復薬」( 体力を回復する、リアルマネーで購入可能 )、「魔力回復薬」( 魔力を回復する、リアルマネーで購入可能 )、「罠」( かけらに使用するとかけらを巡るバトル前に発動し、相手を強制敗北させるが、基本的にはトレードの調整として使われる、リアルマネーで購入可能 )、「増強剤」( レア以上のモンスターの経験値が増やすことができる )「最強ガチャチケット」( レア以上のモンスターが出るガチャを引ける )などが存在する。
モンスター
モンスターのレアリティとしてはN,N+( ノーマル、ここまではクエストおよび無料のガチャで入手可能 )、R,R+( レア、無料のガチャでたまに出る、また亀裂や探索の景品、最強ガチャや課金ガチャはここから )、SR (スペシャルレア、ガチャでまれに出る、また探索の景品でも一応提供される )、UR( ウルトラレア、課金ガチャ、あるいはイベントのスペシャルな景品 )が存在し、それぞれレベルの上限が異なる。
モンスターの強化には2種類存在する。他のモンスターを餌とする「強化合成」および同じモンスターを合体させて強くする「進化合成」が存在する。4回進化合成を行うとレアリティが一つ上がり( SRやURの場合はSR+、UR+ )それ以上の進化ができなくなる。また、最大レベルまで上昇させてから進化合成を行うとそうでない場合よりも能力の上昇が大きい。
そのほか
以前は「闘技場」( 対人戦のイベント )や「ギルドバトル」( ギルドの対人戦 )などが存在したが、各種問題により現在は行われていない。
なお、モンスターに使用している画像( ドット絵 )は当初フリーゲーム素材を許諾を得て使用していたためRPGツクールで作られたゲームなどで見たことのあるようなキャラクターが出ていたが、それをほぼすべて使い尽くしたため、現在では新たに登場するモンスター画像はおそらくは別のところに発注をかけていた、あるいは運営者が作成していた模様である。
このゲームのシステム周りは初期のウェブゲームっぽい、それは当然で現在では珍しいFlashなどを使用していないシステムであるのが特徴であり、そのため古いブラウザしか使えない端末でもプレイ可能となっている( 例としてはandroid2.2のブラウザなどでも動作可能 )。
課金要素はアイテム( 回復薬、魔力回復薬、罠 )の購入、有料ガチャ( レア以上が出てURも出る、アイテムもおまけされる )倉庫( 現状では使わないコレクション用のモンスターを保管可能 )などが存在する。
余談
- このゲームはgoogleアドセンスにて一時期広告を出していた。推測するにその当時は利益は出ていた模様。
- 一説によると開発者( プログラマー )が退職したため一時期ゲームのソースが読めなくなり、ゲームの改良等ができなくなったといわれる( その後新たに開発者を雇用したのか、簡単な改良などはできるようになった模様 )。
- 同運営でドラゴンクレイズ( 同ゲーム )というゲームが存在する。見た目上神羅万象のパクリといわれるかもしれないが、おそらくこのゲームの内容をコピーし、このゲーム内で出ていた不満点を解決して新しく作成したゲームと思われ、登場するモンスターもこのゲームから採用したと思われるキャラクターが存在している。
pixiv
ほぼ二人の絵師がこのゲームの漫画等を投稿している。