概要
魔女ヒルダに付き従う福音使徒の一員。11歳。
“人形使い、切り裂きドロシー”と呼ばれ、人々から恐れられている。
人物
人間を人間と思わず、人形に見立ててバラバラにしてしまう、歪な性質の人物。
思想と行動、自分の命すら敬愛するヒルダのためのものと定めており、
その価値観が彼女の非情な人格を形作っている。
ユニットとして
飛行移動で一気に距離を詰めてくるため、高低差のあるマップほど動きが読みにくい。
自傷ダメージを伴うスキルと、減少したHPに応じて威力を増すスキルのコンボが主力。
耐久力が低く、福音使徒の中ではまだ戦いやすい相手ではあるが、
ターンの回りが早く、カウンターも仕掛けてくるので出血を強いられる相手。
別名・表記ゆれ
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ストーリー後半のネタバレ
「ドロシーが欠片になるまでついてく。どこまでもずーっといっしょ」
プロフィール
福音使徒の計画が阻止され、頭首のヒルダがアルトたちに投降し騎士団傘下となったことで他の幹部ともども仲間に加わった。
福音使徒となる前は村でいじめに遭っており、ヒルダの堕歌によって自分を虐めていた相手が結晶化させられたことが転機となる。
この時を境に自分が世界で一番怖いモノになる決意をする。誰も自分を虐めることのできない、憎まれる存在になるために。
「捨てられたニンゲンは人形である」という考え方はこのいじめが元になっており、孤立し、後にヒルダのモノになった自分自身もまた人形であるとしている。
福音使徒となった後、戦いの中で育っていったがために他者との普通のコミュニケーションができずにいる。
もっと言えば、ヒルダ以外の人間に心を開くこと自体に大きな躊躇いをもっている。
ヒルダ自身もドロシーが人間らしい素行や感性学ばせることができなかったことを悔やんでおり、その負債がアルトに圧しかかっていることをアルト本人に謝罪している。
上記の経験故か、フードを深く被っている。
そのため顔の上部が他人からは見えないが、同時に彼女自身も相手の顔をまじまじと見ることはできない。
福音使徒全体で見ると彼女の格好は随分と可愛げがあるが、このフード服はダンテが製作した防寒着に彼女自身でデコったもの。
重度の甘党であり、牛乳を飲むのにすら大量の砂糖を入れなければ飲めないほど。
その一方で辛い物も問題なく食べられる。素材の味が苦手なのかもしれない。
年齢以上に幼い点もあるためか、マリーやその友人のレナとは気が合うようだ。もっとも、本人は気恥ずかしさからか肯定はしないのだが。
余談
福音使徒として敵対時に使役していた『デクリン』という自立人形は雑兵やデコイとして幅広く利用されていた。
主であるドロシーの専用装備である『兎刀・ドロシー』はデクリンに夜なべさせて作られた武器であり、最大の物理攻撃力を誇る。