概要
生活保護の正式な略称は「生保(せいほ)」なのだが、この略称は旧来より生命保険の略称として使われる。
そのため、ネット上では蔑称的な意味でナマポと呼ばれるようになった。
元々は2ちゃんねるをはじめとしたごく一部で使われるネットスラングにすぎなかった。
しかし、2010年代にとあるお笑い芸人を発端とした不正受給疑惑が盛んに報道されると、ナマポという呼称も広まってゆき、ワイドショーで解説されたこともあった。
かねてから生活保護に関して否定的なイメージ(パチンコなどギャンブルに興じる、受給者の質が悪い、特定外国人には審査基準が緩い)が根強かったこともあり、それらへの皮肉・軽蔑を込めて使われることが多い。
上記のように、差別的なネットスラング・蔑称の意味合いが強いため、現実で用いるのはくれぐれも注意したい。