ナンナ(DQ10)
なんな
※Ver.6のネタバレが含まれます
CV:ファイルーズあい
約4000年前に山神イプチャルの加護を受けた『大地の三闘士』の長女で、紅一点。
勝気で少々怒りっぽく、しばしばカブのことを「バカ兄者」と呼び鉄拳制裁しているおてんば娘である。
とはいえ責任感はとても強く、かつて兄弟と共にハンマー片手に魔物たちをなぎ倒し、ドワチャッカ大陸の平定に尽力した。
その後、「三闘士のハンマー」の伝わるウルベア地下帝国の礎を築いた。
約1000年後の子孫であるウルタ皇女からは震天王と呼ばれている。
ウルベア帝国には彼女からの映像メッセージ(ビデオレターのようなもの)が残されており、普段とは異なる真面目で女王然とした彼女の姿を見ることができるが、背後でふざけるカブにブチ切れて追い回すといういつもの様子も見せる。
悪神と化した際には、自身の作ったウルベア帝国が、兄の作ったガテリア皇国を滅ぼしたことに苦悩し、慟哭する。
当初は頑なな態度を取っていたが、ドルタムに説得され、ビャン・ダオの持っていた希望の苗を見たことで考えを改め、共にカブの説得に向かう。
カブの絶望に取り込まれ「悪神 三闘士」と化すが、主人公の活躍によって悪神の火種を切り離された。
その後はジア・クト念晶体との戦いが本格化し、兄弟と共に活躍する。
魔眼の月潜入作戦の際は、幹部の「ジア・ネブラ」戦において彼女がNPC戦闘員として参戦。なお職業表記は「震天」。
バフ撒きを担当する他、自慢のハンマーで「震天クラッシュ」「地烈衝波」「震天大旋撃」といった豪快な攻撃を見せる。
しかし、ジア・ネブラの罠が作動し、絶体絶命の際に陥った際に、全生命力と引き換えに罠を破壊したことで消滅してしまった。
貴重なドワ子枠ということもあってか第10回目の「アストルティア・クイーン総選挙!」では推薦枠で登場し4位という好成績を残した。
これは子孫であるウルタ皇女と同等の成績となる。
ナンナという名は北欧神話に登場する女神の名に由来すると思われる。
光神バルドルの妻で、正義、平和、真実を司るとされる司法の神フォルセティの母である。
メソポタミア神話にも同名の神が登場し、こちらは月の神である。
担当声優のファイルーズあい氏は、『ドラゴンクエストタクト』のモナン役も担当している。
なおモナンはDQ10のタクトコラボイベントでも登場している。