「失うものは何も無い…」
曖昧さ回避
仮面ライダーガッチャードに登場するケミーはナンモナイト(仮面ライダーガッチャード)を参照。
概要
CV:佐藤智恵
マゼンタの縞模様が入ったクリーム色の巻き貝型の妖怪。失うものは何もないと思わせとんでもないことをさせてしまう。
ネームモデルは『なんもない』+『アンモナイト』。
アニメ版
第112話にて初登場。ケータの母に今月分の食費を使い切らせ、ケータの父に大切なゴルフドライバーをG撃退にお釈迦になるまで殴打させた。これを止めるべく、ジバニャンで撃退しようとするケータであったが
「失うものは何も無い…」
「何も無い俺にとって、勝負なんて関係ないのさ…」
「果ても無く流離う俺にとって、失うものは何も無いのさ…」
ハードボイルドなキャラを気取った自分に酔って煙に巻こうとするナンモナイトに呆れるウィスパーとジバニャンであったが、ケータはむしろ「カッコいい」と思って、いつもの「悪い癖」が出てしまった…。
「俺は自由、あえてランドセルを空にしてきたのさ…」
「先生…!トイレの…『大』に行って来ます…」
「俺的には、欲しくも何ともない売れ残りの雑魚キャラフィギュアを、あえて全部買ってやったのさ…」
冷静に考えれば意味不明な行動なのだが、ケータのクラスメイト達は、そんな彼の何処か[[破天荒な行動をカッコいいと思い始めていた。
しかし…「失う物は何も無い」に拘らせ続けた結果、坊主頭の拳法家のテレビを見たケータは、とうとう坊主頭に剃髪してしまう事になり、「彼にはこれ以上失うものは何もない…」と満足したナンモナイトは妖怪メダルを置いて去っていったが…
「え゛~~~~~~~~っ!!何で俺、つるっパゲなの~~~~~~~~っ!!」
正気に戻ったケータ本人には、恥辱と後悔を与える結果となった。
その後の妖怪辞典では、坊主頭では学校に行けないとケータを登校拒否に追い込んでおり、ウィスパーが連れて来たふさふさんによって増毛して貰うも、顔周囲の毛が生えただけで、肝心の頭頂部はハゲのままと、更に酷い結果となった…。