概要
ニセ明とは、音楽アーティスト等で活躍する星野源のライブ・PV・CDの特典映像などにしばしば登場する謎の(?)人物。
星野とは友人であり、星野と同じく歌手や作曲家として活動している。……とされている。
サングラスと、1980年代の布施明を彷彿とさせる黒髪ロン毛が印象的。……だが稀に気候によって髪型が変わることがある。
略歴
ニセ明が初めて公の場に現れたのは、2014年2月に行われた星野の武道館ライブ「STRANGER IN BUDOKAN」。
星野は2012年末から2013年にかけてくも膜下出血の治療により活動中止を余儀なくされており、その完治後初となるワンマンライブであった。
ニセ明はそのアンコールに星野の代わりに突如現れ、布施明の名曲である「君は薔薇より美しい」を歌唱した。
以降、星野の関わる作品にしばしば現れることになる。
2017年には関ジャニ∞へ楽曲提供。同年6月発売のアルバム『ジャム』収録曲である「今」の作詞・作曲を担当した。ちなみに同曲の編曲は菅野よう子が担当している。
2018年12月発売の星野のアルバム『POP VIRUS』初回盤の特典映像として、ニセ明の創作活動に密着したドキュメンタリー「ニセ明と、仲間たち」が収録。映像内では仲間こと雅マモル、ウソノ晴臣も作曲に協力している。
2019年2月開催の「星野源 DOME TOUR 2019 “POP VIRUS”」東京ドーム公演にもアンコールに登場し「君は薔薇より美しい」を歌唱した。
かねてよりニセ明は星野源と同一人物ではないかと噂されていたが、この時ニセ明の後ろから「どうもー!星野源でーす!」の声とともに星野本人が登場。ニセ明と星野が同じステージの上で共演するというまさかの光景が実現した。
関連タグ
【余談】
- 星野源と布施明はフジテレビ系ドラマ『ウォーターボーイズ』にて共演した関係がある。
- 星野は復帰後の武道館ライブにおいて、病気であったことをファンに心配されないよう、むしろ「バカだな」と思ってもらえるほどの印象を持ってもらうために、ニセ明というキャラクターを生み出した。
- ニセ明は、宮野真守のライブBDで見た雅マモルにインスパイアを受けて誕生した。(ちなみに星野は宮野が『シュタインズ・ゲート』で岡部倫太郎を演じていた頃から注目していた。)(2016年には星野が『AERA』の連載で宮野に対談をオファー。これがきっかけとなり、以後二人は交流関係にある。)
- 「星野源 DOME TOUR 2019 “POP VIRUS”」東京ドーム公演に登場したニセ明においては、その正体はダンサーのShingo Okamotoであったことが明かされている。