よくやってくれた。もう大丈夫だ…。
概要
オーストリア人。28歳、身長200cm、体重110kg。7月15日生まれ。蟹座。O型。
ティエドール元帥の弟子。大柄な体躯の盲目の男性。耳に特殊なヘッドホンをしており遠く離れた地点の音を拾ったり、聞き分けたりすることが可能。好物は銅鑼焼き。
登場時から本部襲撃編までは弁髪だったが、ハースト孤児院では完全にスキンヘッドとなっている。
ただ、過去はドレッドヘアーであったため、毛根は自ら剃ったのではなく恐らく悲惨なことである可能性が…。
穏やかで仲間想い。何かと粗暴で誤解を生みやすい神田を制止しながらフォローを入れるのは勿論のこと、AKUMAの救済を考えるアレンに、教団の大半がAKUMAを憎んでいることを教え、いつしか辛くなると諭したり、アレンを止めることができなかったリナリーを「間違っていない」と優しく慰めたり、色々なしがらみから解放された神田が戻ってきたことに(当初は困惑しつつも)泣いて喜んだ。
イノセンス『聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)』
マリが持つ対アクマ武器。10個の指輪より弦を大量に展開する。この弦は切れ味が鋭い上に強度が強いため、切断具だけでなく拘束具としても使え、巨大なアクマ融合体をも容易く止めることができる。
シンプル故に応用力が効くため、ワイヤーアクションに使うなど、戦闘では攻防一体かつ縦横無尽の活躍を見せる。
- 聖人ノ詩篇「嘆きの旋律」(ノエル・オルガノン「なげきのせんりつ」)
張り巡らせた弦を用いて「演奏」を行い、その時に生じた音波で相手を破壊する技。
経歴
過去では、戦闘で失明し、更に再起不能となったために、第二エクソシスト計画の素体になりかけていたが、神田ユウが偶然にも自分の血を与えたことで傷が治り、回復することができた。
その後、詳細は不明ながらティエドール元帥の元に弟子入り。幾多の経験を得た数年後、神田とデイシャと共にティエドール班として元帥捜索任務に出発。
途中デイシャを喪いながらもティエドール元帥と合流。そのまま江戸へと向かいアレンらクロス班と合流するが、その際にリナリーらがノアの方舟へと吸い込まれた後、外部で方舟崩壊の瞬間を目の当たりにする。
残ったメンバーとアクマ融合体と対峙する中、クロス元帥と彼の指示を受けたアレンにより方舟崩壊は阻止され、無事再開を果たしたのちに共に本部へと帰還した。
本部での療養中、突如襲撃したルル=ベルとアクマ軍団を排除すべく、同じく軽傷かつ対アクマ武器に損傷がなかったミランダや元帥と共に対峙。先に迎撃にあたっていたアレンとブックマンを援護した。だが…。
孤児院での戦闘でAKUMAの攻撃を受け、片手の指を2本切断している。コムビタンDによる本部の騒乱の際に感染したミランダに噛まれた際の反応から見て女性に対しては奥手の様子である。