概要
リージョン界の政府組織トリニティへ半旗を翻すリージョン「ネルソン」にて、その中でも特殊な独立戦艦ビクトリアを率いる人物。現在はトリニティの中でクーデターを目論む男モンドを倒そうとしている。年配の女性で、クルーも全て女性。
なお、ゲーム中では名前は明かされず、「艦長」とのみ表記されている(リマスター版では幕間のイラストで「ハミルトン艦長」との記載あり)。
彼女に会うこと自体は全シナリオで出来るが、その身元を明かして仲間に加わるのはリュート編のみ。リュートに、彼の父イアンの活動内容を教え、そしてかつてイアンの友だったはずのモンドが人生を狂わせていることを知らされる。一念発起して故郷を旅立ったはいいもののあてもない旅をしていたリュートにとっては、ターニングポイントとなる人物にほかならない。
もっとも艦長は、リュートが真相を知って自分に近づいたものとばかり思っていたらしい。だが、その深刻な事情を聞かされたリュートは、いつものお気楽な態度もなりを潜め、シリアスなスイッチがONした模様。そしてモンドとの戦いを経て待っていたものは、トリニティ側としても潰したかった反乱分子を反トリニティによって倒されたことによる、双方の歩み寄りと和解であった。
そうしたきっかけを作った意味では、リージョン界における「人間社会」に限っていえば、現代における最重要人物という考え方ができなくもない。
なお、裏解体真書の小説「ヒューズのクレイジー捜査日記」では最終日に登場。
モンドにたった二人で戦いを挑もうとしたヒューズに「豪気ッぷりが死んだ最初の亭主みたい」と繁殖期を迎えたメス虎の様な強烈な流し目を送ったり、裏工作を全リージョンに暴露しモンドの逃げ道をなくしたレオナルド博士にも「大胆な所が死んだ二番目の亭主そっくり」とまた流し目。
なお、亡くなった二人の亭主は二人とも死因が衰弱死。「ちょっと精力が足りなかった」とは艦長の弁。…どんだけオトコに飢えてるんですか…。
性能
WIL、VITが高い。STRも平均以上は備える。
反面、QUIはリュートに次ぎドベ2の低さ、CHAに至っては最低値である。
高いWILを活かし、銃使いとするのが最も良いだろう。
初期習得の二丁拳銃も非常に強力なので、即戦力として使っていける。
INTも平均的なので、学習が遅くなるという事も無く、使いやすい。
閃き適正はかなり少なめではあるが、剣は歯抜けならがも丁度良い具合に使える技を網羅している。
ただし、前述の通りQUIが極めて低いために、剣を使っているとかなり鈍足となってしまう。
初期装備で剣を2本持っているが、剣の事は忘れてしまった方が良いかもしれない。