Cv:白石涼子
概要
新生LINK VRAINSに現れた謎の少年。常に物腰はさめている。
ボーマンが正体を隠している時、彼に指示を送っていたが、彼が正体を現してから彼とPlaymakerの前に現れ、ボーマンの弟を名乗る。彼には、「何者かが自分達の記憶を奪い、兄さんはその記憶を取り戻すために戦っている」と吹き込む。ボーマンのデュエルが終わった後はAiをイグニス専用のウイルスで退け、ビット&ブートと協力し、ボーマンと共にLINK VRAINSの侵入禁止エリアまで逃亡する。
その後、「記憶を奪った何者か」の手下であったことが判明する。ボーマンの弟というのは当然嘘であり、彼を酷使する立場であった。ボーマンの記憶をリセット、新たな記憶を入れる立場のようだ。
その後はボーマンの補佐をしている。
「記憶を奪った何者か」の正体はライトニングであり、スカーフに同じような模様があるのもライトニングに創造されたAIであるため。
ハルの正体はライトニングの考えるイグニスを統一し再構築した膨大なデータを収めるための器となるべく開発された新世代のAIの試作型である。
そのため、先に産まれたのに「ボーマンの弟」と言う立場は、ライトニングが成長過程で不安定なボーマンの安定のために作り上げた記号であり、ボーマンが成長して弟を演じる必要がなくなるにつれて機械的な従者とでも言う風に弁えた態度をとるようになる。
使用デッキ
「ハイドライブ」と名のつくモンスターを多用するデッキを使用。
主な構成はストームアクセスで入手したモンスターを除いてボーマンと同じものを使用する。
ボーマンと同じデッキだが、先に作られたハル曰く「元々は自分のデッキ」だったらしく、ライトニングの指示でボーマンのデュエルの教習を担当したために、彼も同じデッキを使うようになったということ。
エースモンスター
- ツイン・ハイドライブ・ナイト
ボーマンが使用したものと同じく、リンク素材の属性に変化するリンク2のハイドライブ。
使用スキル
自分のライフが4000を下回っている時に発動可能。デッキからリンクマジックをサーチして発動し、さらにそのリンクマジックに破壊耐性を与える。
ビットブートと初期のボーマンが使用したものと同じスキル。
関連タグ
天城ハルト…弟キャラ、名前の一部が共通
この先ネタバレ注意!!
その後、遊作とリボルバー達によってLINK VRAINSのミラーワールドが露呈したため、ライトニングからの命令で出撃の要請を受ける。
ライトニングの見立てで今の腕前では侵入者の足止めにしかならないと告げられていたものの、自身が敗北して消去されても構わないとでも言わんばかりに自分の進退に無関心であったが、最後にボーマンと会っていくかと顔を合わせ、出撃の取り止めを言われた瞬間、先程とは一転して感情的に反抗し、出撃する。
ブルーメイデンにデュエルを仕掛けて得意のハイドライブデッキで挑む。
アクアと組み、新デッキ水属性サイバース族「マリンセス」で挑むブルーメイデンに水属性メタを仕掛けるも、ボーマンとの初期のデュエルと大差のないデッキではパワー不足であり、敗北する。
消滅間際に思い起こしたのは、覚醒したボーマンに連れられて見たサイバー空間上の日の出だった。
ボーマンの精神が安定してからは兄弟ではなく主従の関係を貫いていたが、それでも兄弟のように接してくるボーマンに苛立ちを見せていた。
しかし、主従として仕え始めた際に涙がこぼれるなどのハル自身の変化こそが兄弟の絆であったのだと知り、出来こそないの自分が消えたらせいせいするねと自嘲しつつ、消えることに対して弟として謝罪を口にしながら跡形もなく消滅する。