ハンドリ
はんどり
ディズニーとピクサー映画『ファインディング・ドリー』の主人公(兼ヒロイン)であるナンヨウハギのドリーと、ミズダコのハンクのカップリング。
まさかの魚とタコのカプである。
しかし映画を見た方なら、何故この2人が萌えるか分かるはず。
2人はカリフォルニアモロベイの宝石にある海洋生物研究所の隔離所で出会う。
初めは海に帰されることを恐れドリーに付けられたクリーヴランドの水族館行きのタグを目的に近づいたハンクと両親に会いたいが自分一人では会いに行けないドリーの利害の一致によってこのコンビが組まれる。
しかし目的をすぐに忘れてしまうドリーにハンクは振り回されてばかりで、ついに痺れを切らしたハンクが「両親とはぐれたのもその(健忘症の)せいだろ!」とドリーに対して強く当たってしまう(前作におけるマーリンも散々振り回されてイライラさせられていた)。
ドリーも「あなたってハートが3つある割に意地悪ね」と反論。2人は口喧嘩をしてしまう。ついでに前作も通算してドリーが仲間に対して唯一怒ったシーンがこのシーンである。
喧嘩の勢いでキッズゾーンの中にあるタッチプールに2人は飛び込んでしまい子供に足を1本引きちぎられた過去があるハンクは「一生ここに隠れてるよ!!」と子供達に怯え岩陰に隠れるも両親が作ってくれた歌を思い出したドリーに「怖くても諦めちゃ駄目なの!」と活を入れられ2人でタッチプールから逃げ出す。
紆余曲折を経てなんとか助かった2人は「私達助かったのね…!」「あぁ…ここにいるのはお前のせいだが、お前がいなきゃここには来られなかったな…」とお互いに安堵したと同時に仲直り。ここでのハンクの心情の変化は見もの。
ついにドリーの両親がいると思われるオープンオーシャンの水槽に到着、互いに目的を果たした2人は別れる事に。この時ドリーは「私あなたの事、忘れない」と言っていたが、その後再会した際その言葉通りにハンクの事を覚えていた。(その言葉を聞いたハンクは「いやぁ、すぐに忘れちまうよ…あっという間だ…」と言っていた)
2人は再び隔離所にて再会。ハンクは自分の目的を果たしているにもかかわらずドリーの両親探しをマーリンとニモと共に手伝ってくれるがクリーヴランド行きのトラックが発車する時間が近づく中ハンク達は従業員に捕まり、ドリーは流され離れ離れに。
トラックが発車時間を迎えクリーヴランドへ向かうがドリーはデスティニーとベイリー、そしてラッコ達に協力してもらったことによってまたしても2人は再会。
ドリーと本当の別れを告げようとするハンクだったがドリーに「ダメ、クリーヴランドへは行かせない。あなたは私と一緒に海で暮らすの」と言われ「俺の計画を邪魔するな!」とまたまた衝突するように見えたが「そっちこそ聞いて、私は計画なんてしたこと無かった!(中略)1番素敵なことは偶然起きるの!(以下略)」と言いハンクを説得。ハンクも分かったと言い海で暮らす決心をするも2人はトラックに閉じ込められてしまう。
ハンクは終わりだと嘆くがドリーが非常口を見つけたことによってトラックの中から脱出。2人はトラックの運転手達を追い出した後なんとトラックを運転する事となる。
もちろん海洋生物がろくに運転など出来る訳もなく程なくして警察が駆けつけるがドリーのトラックごと海に飛び込むという大胆な突破口によりトラックに乗っていた魚達共々2人は海に帰る事が出来た。
隔離所の地図がある廊下にてドリーが「ハンク、あなたと会えて良かったわ!これは運命ね、デスティニーよ」と運命発言したりドリーの回想後にドリーが「ありがとう、パパ…」と言いながらハンクの足を抱きしめたりタッチプールから窮地を逃れた後にハグ、トラックに駆けつけたドリーを真っ先に回収しマーリン達のいる水槽に移動させてくれたりなど映画全編を通して劇中の2人はかなり絡みが多く、初対面のシーンでドリーの言っていた「無茶は得意よ!」というセリフとクライマックスのシーンで「無茶な事には慣れた!」と言っているハンクのセリフがエモーションをくすぐられるのである。
しかもドリーは前作で行動を共にしていたマーリンやニモの事はちょくちょく忘れたり名前を間違えたりしていたがハンクとは別れと再会を繰り返しているにもかかわらず(1部のシーンを除いて)しっかり覚えていた。
円盤の特典映像、『突撃!海中インタビュー』にてドリーの事をどう思っているかという質問に対してハンクは「初めは変なやつだと思ったね…正直言ってずっと変なやつだけどな!」「俺は明るいやつが苦手なんだが、ドリーは気になる…わかるかな…ほっとけないんだよ…」的な発言をしていて(なお英語版では「陽気なやつとは合わないが、あの子は好きだ。好きにさせられる。」と言っていた)ドリーも本編にてマーリン達と再会した際にハンクの事を話しており「感じ悪いんだけど優しくて〜…(以下略)」とお互いの事を良く思っている様子。
しかも2017年5月26日𝕏(旧Twitter)にてPixar公式アカウントがハンクがドリーモチーフのドーナツを作る動画というとんでもない供給を投下する。いいぞもっとやれ。
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