概要
『ファインディング・ニモ』の続編として、2016年7月16日に公開。
監督は前作と同じく、アンドリュースタントンが担当する。
登場キャラクターも前回に引き続き、マーリン、ニモ、今回の主役であるドリーは勿論、タンクギャングなどの人気キャラクターも総出演し、新キャラクターも登場。
新キャラクターの中には、ドリーの人生に重要なカギを持っているものがいる。
前作では、オーストラリアのグレートバリアリーフが舞台だったが、今作はアメリカのカリフォルニアの海岸が舞台になる。モデルとなった水族館はモントレー水族館。
なお、日本語吹き替え版では水族館の案内役として、声のみではあるが八代亜紀が本人役で出演している(もちろん原語版では八代亜紀ではない。代わりにシガニー・ウィーバーがやはり本人役で出演)。
初登場キャラ
デスティニー
吹き替えCV:中村アン
水族館で暮らすメスのジンベエザメ。近視を患っており水槽の壁によくぶつかる。
ベイリー
吹き替えCV:多田野曜平
オスのシロイルカ。頭をぶつけた影響でエコーロケーションが使えないと思い込んでいた。
ハンク
吹き替えCV:上川隆也
オスのミズダコ。腕はかつて幼児にちぎられて7本しかない。(本来は8本にしたかったがアニメーションがうまくいかず上記の設定が追加の上描写された)周りの環境に合わせカモフラージュができる。
前作におけるチョウチンアンコウのポジション。おそらく製作当時、世界で初めてダイオウイカの生きた姿が撮影されダイオウイカフィーバーが巻き起こっていたことに便乗した可能性が高い。ただ外見はホタルイカに近く、実際のダイオウイカは金色やオレンジに近い光沢のある色である。当初はボブ・ピーターソンが声優を担当する予定であり更に言えばこのシーンの直後にニモとマーリンがタンク・ギャングと協力するシーンも挟まれる案が存在した。ただタンク・ギャングはいわゆるカメオポジションになりポストクレジットで水族館に引き取られるシーンが描写されたのもこのシーンを省いたことを惜しんだ監督の英断だった。
フルーク、ラダー、ジェラルド
吹き替えCV:玄田哲章(フルーク)、チョー(ラダー)、トービン・ザン・ブーロック(ジェラルド)
オスのカリフォルニアアシカのトリオである。首が太く黒色のオスがフルーク、小柄な茶色のオスがラダー、ふと眉な灰色のオスがジェラルド。群れの序列は明らかにジェラルドが最下位で、基本的に昼寝をする岩はフルーク、ラダーが独占権を持つ。しかしポストクレジットではフルーク、ラダーが昼寝をした間にちゃっかり岩の上に飛び乗った。描写的には悪巧み感は否めなかったが、ジェラルドは単にフルーク、ラダーと仲良くしたかっただけという可能性が高い。よって先述のポストクレジットの動機もフルーク、ラダーとともに昼寝をしたかっただけかもしれない。
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ファインディング・ニモ:前作。
さかなクン:監修に関わっている他、本人も吹き替えに参加している。