概要
ハードドライビンは1989年にアタリが販売した3Dドライブゲーム(製品では「スーパーリアル・ドライビングシミュレーター」と銘打たれている)。
ポリゴンを用いたアーケード用のレースゲームとしては、この2ヶ月前にナムコが『ウイニングラン』をリリースしており、世界で2番目に発売された作品となった。
筐体にはハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダルに加え、クラッチペダルとH型シフトレバーが付いており、ゲームスタートはイグニッションキー型のスイッチを回して行うなど、実際の自動車を模したものとなっている。
またイギリス、ドイツ、日本などでバリエーション違いが存在し、1画面のものとパノラマ3画面のものが存在するなどでコックピット筐体が11種、アップライト筐体が4種あるとされる。
シャドウカーと競いつつ時間内にゴールするゲーム(ゴール後も時間延長されプレイできる)であるが、ドライブシミュレーターというだけあってコースはセンターラインのある一般道を進む。そのためモブ車両も対向車も存在する。
コースは一種類だが、一般道を進むスピードトラックか、或いはジャンプ用の跳ね橋や縦に360°ループする道などがあるスタントトラックかの分岐が、途中に存在する。