概要
秋田県の北秋田市で食されてきたお菓子の一つで餅の仲間。
水に一晩浸したもち米をつき、バター・小麦粉・卵黄・砂糖などの材料を加えて混ぜては伸ばし、ある程度のサイズ(定番は切り餅型)に分ける。
バターを入れることで時間が経っても硬くなりにくく、餅の柔らかな食感が保たれているという特徴があり、このことからおやつよりも伝統的方法で冬に狩猟をするマタギたちの間で保存食として用いられていた。
長年他地域に知られることがなかったが、テレビ放送(あの番組?)をきっかけに知名度を得る事になる。
ちなみにハワイでは餅が人気でさらに餅粉・バター・卵・砂糖・ココナッツミルク・練乳・ベーキングパウダーを材料にオーブンで焼くという『Butter mochi(バターモチ)』または『Bibingka(ビビンカ)』という名前のお菓子がある。
尚、米・小麦粉・砂糖・バターなど炭水化物や油を多く使う為、カロリー(特に糖質系)が高く、「食べ過ぎると太りやすい」という注意点がある。(大半のお菓子も食べ過ぎたら太るが)