概要
バットマンが飼っている犬。犬種はジャーマンシェパード。
本当の名前は「エース」といい、バットマンらと共にマスク姿で行動する際「バットハウンド」名義を使う。
元は彫刻家、ジョン・ウィルカーの飼い犬。ウィルカーが犯罪に巻き込まれた際、川でおぼれかけてバットマンとロビンによりエースは助けられた。事件の解決後に色々あって、ブルース・ウェインが保護する事に。
額に特徴的な模様があるため、そこからバットマンの正体がブルースとばれないよう、マスクを被るようになった。以降マスク姿でバットマンとロビンの活動を補佐するようになる。
一時期、コミックからは姿を消したものの、最近では復活している。アニメのバットマン・ザ・フューチャーにも登場(下記参照)。
また、DCのスーパーヒーローたちのペット(スーパーマンの飼い犬・クリプト、スーパーガールの飼い猫・ストリーキーなど。それぞれ超能力を有する)と共演する事も。アニメ映画「DC がんばれ!スーパーペット」のバットハウンドは、バットマン同様にマスクだけでなくマントまで付けている。
その他
「クライシス」の後、エースは「アニマルマン」や「ファイナル・クライシス」といった作品に登場。91年のバットマン誌に登場したエースは、シェパードではない異なる犬種である。
2016年からの「DCリバース」では、ジョーカーの元番犬という設定のエースが登場。
アニメでは、92年からのDCアニメシリーズにも登場。「バットマン・ザ・フューチャー」には、老齢になったブルースの飼い犬としてエースが登場している(ただし犬種は、グレートデンのミックス)。
以後、「スーパードッグ・クリプト」や「バットマン ブレイブ&ボールド」などに多く登場。
2019年「DCスーパーヒーローガールズ」では、バットガール=バーバラ・ゴードンの飼い犬。元はゴッサム市警でジム・ゴードン本部長とともに働いていた、引退した警察犬という設定になっている。
2022年「DCリーグ・オブ・スーパーペット」に登場したエースは、誤解から捨てられたボクサー犬である。