ゲーム概要
『バブルボブル2』に該当するゲームは複数存在する。
- 『バブルボブル』の後日談で、ストーリー上の続編にあたる『レインボーアイランド THE STORY OF BUBBLE BOBBLE 2』
- ファミコン用オリジナル作品『バブルボブル2』
- 上記のアレンジ移植作品であるゲームボーイ用ソフト『バブルボブルジュニア』(海外版タイトル『BUBBLE BOBBLE PART 2』)
- 欧州版のタイトル表記が『BUBBLE BOBBLE II』のアーケード作品『バブルシンフォニー』(正統続編)
この記事では2つ目のファミコン用ソフト『バブルボブル2』、及び3つ目のゲームボーイ用アレンジ移植作品である『バブルボブルジュニア』について記載する。
以下は基本的にFC版『2』を主に記載し、GB版『ジュニア』の限定事項は後述。
ゲームシステム
今作は「バブルボブル」の外伝作の為登場キャラクターがバビーの「バブルン」・ボビーの「ボブルン」では無く、カビーとルビーという別のオリジナルキャラクターとなっているが見た目は全く変わらない。
操作類は前作のバブルボブルと同じだが、多くの追加要素及び仕様変更が存在する。
- 残機製にライフ制度が追加されておりライフがゼロになって初めて1ミス扱いとなっている。
- 複数のミニゲームがボーナスゲームとして追加されている。
- 二人同時プレイが前提だった「バブルボブル」と違い、スーパーマリオブラザーズのように1ミス交代制となっており連係プレーは不可能となっている。
- バブルボブルでは上に移動するには泡の上でジャンプし続けることで移動していたが、今作では体内に泡を貯めて体内の泡の浮力で上昇する事が可能となっている。そしてその貯めた泡は一種のチャージ弾となっており威力が強力となっている。
- 10面毎に中間ボス戦が存在する(翌年に発表されたバブルシンフォニーにも中間ボス戦が登場し、さらにバブルメモリーズにもこの演出が引き継がれている模様)。
- 大型の敵が登場し中間ボスほどではないがチャージ弾又は普通の泡を大量にぶつけないと倒せないうえ、一部は援軍を補充し続け延パ状態を引きを越して”すかるもんすた”によるミスをするよう妨害してくる(この演出はPCエンジン用ソフトのパラソルスターから引き継がれていると予想される)。
ストーリー
スカル三兄弟にさらわれたガールフレンドのジュディを救うため、バブルドラゴンの姿に変身させられたカビーとルビーが旅に出るというもので、キャラクターが変わっている以外はアーケード版初代とほぼ同じシチュエーション。
なお、『レインボーアイランド・エキストラ』の真のエンディングから100年後の子孫がカビーとルビーとのこと(第461回 アーケードアーカイバー レインボーアイランドスペシャル!)。
登場キャラクター
カビーとルビー
プレーヤーが操作するキャラクター。バブルンとボブルンそっくりでどうやら彼らの100年後の子孫らしく、「バブルンJr.」と「ボブルンJr.」という異名がある。今作限定のオリジナルキャラクターとなっている。
ジュディ
カビーのガールフレンド。
スカル三兄弟
今作の黒幕。
『レインボーアイランド』にて100年前に倒された「すーぱーすかるもんすた」の魂が3つに分かれ蘇った存在とのこと。
バブルボブルジュニア(ゲームボーイ)
ゲームボーイ用に仕様変更がされたアレンジ作品。
ただしストーリーやステージなどが変更されており、FC版とはまた別作品とも言える。
こちらのストーリーは、伝説の「ばぶるどらごん」の血を引く戦士ロビーが「バブルンJr.」と名乗り、攫われた村人たちを救出するため復活した大魔王ぐれーとすかるに立ち向かうというもの。
こちらも海外タイトルが『BUBBLE BOBBLE PART 2』であるため、また別の『2』である。
泡を体内に貯めて、体が膨らませる演出が不評だったのか、貯めた泡で自身を包んで浮上する演出に変更されている。
登場キャラクター(ジュニア)
ロビー
プレイヤーが操作するキャラクター。伝説のバブルドラゴンの子孫で、長い修行の旅から帰ってきたら故郷の村が襲われていた。「バブルンJr.」と名乗るだけあって、こちらもバブルンそっくり。
ぐれーとすかる
蘇った大魔王。ロビーの故郷の村人たちを攫った。